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著書の出版から4年が経過したことの中間報告です。

宇宙一外食産業が好きな須田です。
 
 
2020年3月20に私の著書『絶対にやってはいけない飲食店の法則25』は発売されました。
 
あれからもう4年が過ぎました。
 
 
発売とほぼ同時にコロナが蔓延しだして、社会の状況が一気に変化していきました。
 
出版に関係しているある方には、「須田さん折角本を出されたのに残念ですね、きっとこれから人出は制限されますよ、本屋さんにも自由に行けなくなると思いますよ、本は売れないと思いますよ」と、アドバイスをされました。
 
 
そうなのかぁと、感じていたいましたが、ところが、この方の予想は外れて、発売からたった数日で、売上ランキングで上位に上がるようになり、数ヶ月目にはAmazonの外食部門でついに1位を獲得しました。
 
その後は何度も1位を獲得させていただきました。
 
つい先だってもギフト部門でも1位になり、4年が経過している現在でも多くの方のお手元に届いているようです。
 
4年が経ちますが、おかげさまでAmazonの売上ランキングでは常に上位にランキングされております。
 
★の数は190個もあり、評価も4.1と高評価です。
 
★5が50%で、★5から3を合わせると、それだけで91%となっております。
 
9%の方は★1と2ですが、その方々のコメントを読むと、“あ~なるほどなぁ”と考えさせられる内容です。
 
そう感じ取ったのか、そのように読んでいたのかと、感じております。
 
いろいろな価値観があるものだなぁと感じております。
 
 
2021年の3月には2刷目が決まり、翌年の3月には3刷目が決まりました。
 
そして2024年3月に、ついに4刷目が決定しました。
 
 
2021年2022年と重版が決まっていたので、おそらくこの流れで行くと2023年もあるだろうと思っていたころ、2023年は有りませんでした。
 
1年空いて今年、2024年の3月に4刷目が決まりました。
 
本当に嬉しい限りです。
 
 
USEN主催のセミナーでも、著書を読んでくださった方の参加がこれまでにも何度もありました。
 
沖縄大学のゼミでは、私の本が教科書として使われておりました。
 
お礼の意味も込めて、沖縄大学の学生さんに向けてオンラインでセミナーを開催したこともあります。
 
その後、参加していただいた学生さんたちからアンケート結果が送られてきて、熱心に学ばれていることが伝わり、胸が熱くなりました。
 
 
また、クライアントとなってくださった方の中には、私の著書を読んでいることも多々ありました。
 
本からの問い合わせで、何軒も仕事の依頼もありました。
 
ある問い合わせから、デリバリーとテイクアウトの専門店をサポートさせていただくことになりました。
 
物件は都内の私鉄沿線、駅から5分と近いのですが、メイン通りから脇にそれた物件でした。
 
店舗規模はたったの5坪、その店をワンオペで回して、なんと月商150万から200万に届くまでになった方もいらっしゃいました。
 

 
たった5坪しかもワンオペで、この月商は尋常じゃないすごい成績です。
 
Googleではなんと4.6の非常に高い評価がついております。
 
こちらのお店がすごいのは、一般的なデリバリー商品の範疇を超えた商品を提供しているところです。
 
デリバリーで有りがちな、手作りの商品と業務用食材を組み合わせて、なんとなく形を整えて提供するというスタイルではなく、ほぼ全てを店内で調理しています。
 
フライドポテトも、生のジャガイモから揚げて仕上げております。
テイクアウトに来られたお客さまが、目の前でポテトを上げる姿を見て、冷凍品でないことに感激しておられた場面に遭遇したこともありました。
 
勿論コンセプトワークから商品開発まで一貫してお手伝いさせていただきましたが、それにしても予想を上回る高評価の連続です。
 
Googleの口コミでは非常にユニークな現象が起きており、★1が4つ、そのうちコメントが2件。
 
1件は日替わりランチがすぐ売れて買えないという不満のコメント。
 
要するにこの方は半分以上ファンであることの表明です。
もう1件はデリバリーの配達員の方のコメント。
 
実はこのお店のオーナーは、デリバリーの実態の学ぶため、ウーバーイーツの配達員として稼働していたご経験があるほどの学びに熱心な方です。
 
そして★2も3もなく、★4が7つ、それ以外は全て★5という驚異的な成果となっています。
 
 
またほかの方には、本にびっしりと付箋を貼って学ばれていた方もいらっしゃいました。
 
この方ともご縁もあり、起業のサポートもさせていただきました。
 
その方からは、「本当に本に書いてある通りなんですね、やっと本当のことが理解できました」と、オープン後に感想を仰っていました。
 
女性の起業家の方ですが、大阪の粉もの文化の衰退が気になる、なんとか歯止めをしなければと一念発起し、大阪の難波のすぐ近くにお好み焼き専門店を開業しました。
 
相撲が大好きで、相撲部屋の女将さんになることが夢でしたと仰っていましたが、相撲部屋ではないですが、今はお好み焼き酒場の女将として鉄板に向き合っております。
 
こちらもGoogleでは5.0の評価、口コミでは★4が1つ、あとは全て★5という驚愕の結果を挙げられています。
 

 
 
ハラールフレンドリーも獲得し、世界にお好み焼き文化を発信しております。
 
 
中でも印象深く残っている経験は、料理系のユーチューバーとして有名なシェフロピアさんの番組内で、著書を取り上げられたことです。
 
料理大学校と称して、スタッフの皆さんに本の内容を解説する動画をアップしていただきました。
 
その解説内容と理解度が素晴らしく、第一線で活躍なさっているシェフの方だからこその深い洞察がありました。
 
特にコンセプトつくりは『ストーリーが大切』ということに非常に強く共感いただき、なんとロピアさんも普段から『メニューつくりにはストーリーが大事だ』と、仰っていたようで、尚のこと強く共感していただきました。
 
この動画はすでに20万回以上も再生されており、ロピアさんのファンの方は勿論、それだけ多くの方々に見られていることに、感謝でいっぱいです。
 
もともと私がチャンネル登録をしていたこともあり、すぐにアポをとってロピアさんにもお会いしてきました。
 
その時に少しだけメニューの改善サポートをさせていただきました。
 
その結果が、たった2日で客単価が500円もアップすることとなりました。
 
この時の事例を軸にして、USEN主催のセミナーを開催していたこともあります。
 
その後ロピアさんのお店のランチメニューは、3300円まで価値が上がるまでになりました。
 
2023年に長野のお店は閉店しましたが、閉店する直前にもお邪魔させていただき、ランチを堪能してきました。
 
しかもその時に、私と一緒に長野まで行ってくださった方は、ロピアさんのお店で働いていた“ライさん”です。
 
ご存じの方も多いと思います。
 
ライさんはその当時は横浜のお店に居ましたが、これも縁あってその後私のクライアントをご紹介して、今は神保町にある『鰹が昇るまで』という、まぜそばと担々麺の専門店の店長を担っていただいております。
 
ライさんはもともと大阪時代に、まぜそばで日本1位になった経歴をお持ちで、そこにイタリアンテイストも加わり、ブランディングとしては申し分のない状況です。
 
完成されたまぜそばは、無化調の最強の商品となりました。
 
昨年10月にオープンしたこの神保町のお店も、あっという間に食べログで3.40の点数を獲得して、レティでも高評価をいただいております。
 
Googleでは4.4の評価になっていますが、このお店のコンセプトワークでもストーリーを大事にして繁盛店となるための沢山の施策を盛り込みました。
 

 https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13290110/

ロピアシェフはその後2023年の8月に、東京の青山に『ポンテカルボ』という店名のお店を構えられ、あっという間に予約の取れないお店になっています。
 
流石です。
 
食べログでは3.02、グーグルでは4.2、とこちらも高評価です。
 

https://www.ristorante-floria.com/

 

 
 
出店の際には、いろいろとお話しもさせていただきました。
 
東京でやるのなら、メニューはコース1本にして予約制の業態にするべきですと、アドバイスさせていただきましたが、ロピアさんも全く同じお考えだったとのことで、現在そのような業態になっています。
 
ロピアさんに会いたくてお店の予約を取りたいんですが、すぐに一杯になってしまい、まだ伺えていないのが残念です。
 
ロピアさんは、神保町のライさんのお店には何度かお見えになっているようで、インスタグラムでその様子が上がっておりました。
 
 
このように出版から多くの出逢いとご縁があり、とても嬉しく感じております。
 
ひょんなことから、出版のご縁をつなげていただけたことに深く感謝しております。
 
これからも多くの方のお手元にこの本が届き、少しでも飲食業界の成長の一役を担うことが出来ればと考えております。
 
これからも、どんどん活動をしてきますので、宜しくお願い致します。
 
近々新しい活動に関するご報告をさせていただきます。


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