見出し画像

コラボレーションから学びは始まる

この本を見たとき、「ああ、いつもの子育てに大切なことが書いてあるんだろうなあ。」と思っていましたが、読んでみると、全然ちがいました。

そもそも「成功」と聞いてみなさんはどんなイメージをもつかということです。自分は間違いなく、ネガティブなイメージでとらえ、お金をかせぐとか、テストで点をとるとかが出てきました。ただこの作者は、まずは「成功」の定義の認識から変える必要があるといいます。

「成功」とは、「健康で、思慮深く、思いやりがあり、他者と関わって生きる幸せな子供を育て、みなが他者と協力し、創造的で、自分の能力を存分に発揮する責任感あふれる市民となること」と作者は定義しています。

これは、めちゃすてきですね。特に創造的というのと健康が一番最初に来てるあたりがいいです。まずは自分の健康第一ですよね。

そして、その成功において大切なのが「6Cs」という視点です。

・コラボレーション
・コミュニケーション
・コンテンツ
・クリティカルシンキング
・クリエイティブイノベーション
・コンフィデンス

この6つの視点(認識のメガネ)が与えられたことで、自分の実践の振り返りがより充実するなと感じました。本では、一つ一つにレベル4まであり、体系化もできています。

なによりも科学に基づくものなのでエビデンスがしっかりしています。ただ現状は、学校ではコンテンツ(簡単にいうと知識)が重視されていて、他のはオプションのような感じも見受けられます。それは、他の能力が成績で測りづらいからです。そのための視点もこの本は授けてくれました。すべての学びはコラボレーション、コミュニケーションから始まり、そこからコンテンツを自ら構築するのです。

ただ一番大切なのは自分自身が学びを楽しめる、プレイフルな学びをできるかだと思います。子供は鏡です。自分自身は、この「6Cs」の視点の学びはどうかというところで日ごろの実践と振り返りのサイクルを回しつつ、日々試行していきたいと思います。

詳しく調べてみたい人はぜひ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?