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麹の甘酒レシピ|炊飯器でほったらかし! ズボラでも簡単

友人にレシピを教わってから3年以上作り続けている、麹の甘酒

必ず毎月(多い時には月2で)作っていて、時々近所にもおすそ分けする。

ズボラな私が作り続けられるのは、レシピが簡単だから。

ただ作り方を質問されても
「このレシピを参考にした」
と言えなくて不便だから、もう自分で書いてしまえばいいか!……と考えた。
(※ 友人には公開の許可をもらっている)

ちなみに友人独自のレシピではなく義父直伝らしい。実際にお会いしたことはないが、密かに感謝している。

注)酒粕の甘酒とは別物

「甘酒」には2種類ある。

年始に神社で振舞われたり屋台で売っていたりする甘酒は「酒粕甘酒」

酒粕を水に溶かし砂糖を加えて作る甘酒で、微量のアルコールを含む。独特な香りがあり、私は正直言って苦手。

このnoteで扱う甘酒は「麹(こうじ)甘酒」

原料は米と麹だけで砂糖もアルコールも含まないが、麹の酵素が米に含まれるデンプンをブドウ糖に変えるため自然な甘味が感じられる。

ここ数年流行っているのは、こちらの麹甘酒である。


材料・道具

材料はこの2つだけ

  • 米3合(もち米2合白米1合だと美味)

  • 麹300g(乾燥麹より冷凍がベター)

……なんともシンプルで最高!

最近はもち米を買うのが面倒で(それ以外の用途では使わない)、白米オンリーになることが多い。

ただ、教えてくれた友人曰く
「もち米のほうがモチモチしていて美味しいのよ~」
とのこと。


私が普段使う麹は、富澤商店の米麹

富澤商店では、冷凍状態で売られている。

必要な道具

  • 炊飯器(5合までの目盛り付き)

  • クッキング温度計

  • きれいな布巾

である。クッキング温度計だけは購入したが、意外と安く売っている。

完成する甘酒は結構多めなので(約1200mlくらい)、冷蔵保管可能な容器も事前に用意を。


手順(作り方)

  1. 3合を研ぎ、炊飯器の5合の目盛まで水を入れる。30分給水し、おかゆモードで炊く

  2. 炊き上がったら釜の周りを氷水(もしくは水)で冷やしながら混ぜ、温度計を入れて60度になるまで冷やす。(高温だと麴菌が死んでしまう)

  3. 60度くらいになったら、麹をほぐしながら混ぜ入れる。

  4. 釜を炊飯器に戻し、保温モードにして濡れ付近を掛け、蓋を開けて放置1時間に1回混ぜる。(最初は柔らかいご飯的な感じだが、発酵が進むとトロトロになって甘くなる)

  5. 約5時間で完成。7.8時間ほど保温すると甘みが強く仕上がる。


冷やす時には温度計が必須
麹を入れたばかりの時はこんな感じ
できあがり!


注意事項

  • 容器は殺菌必須

安全に保管するため、容器や道具はしっかり洗浄・殺菌消毒が必要。

  • 保存期間は冷蔵で1週間

手作りなので、できるだけ早めの消費を推奨する。長くても冷蔵庫で約1週間が限界かと。(あとは自己責任で)

菌の侵入を防ぐため、もちろん密閉容器で。


甘酒の活用方法

食べ方なんて本当は何でも良い。
が、甘酒初心者の方の参考に書いておく。


そのまま(飲むというより食べる)

私はちょっと甘すぎて苦手だけど、友人はこれでも全然大丈夫らしい。小さいお子さんも一緒に食べているとか。


ヨーグルトに混ぜて

友人から教わった食べ方。

最初食べた時に、美味しすぎてびっくりした!(これは盛ってない実話)

サッパリしているから夏にピッタリの1品。甘酒、ヨーグルトのトッピングの中で1番好きかも。


コーヒーのアテに

最近はもっぱらこれ。

ブラックコーヒーに甘酒を合わせるの、めちゃ美味い!

コーヒー好きには全力でお勧めしたい。


料理に使う

甘酒の活用方法に悩み、レシピ本を数冊読んだことがある。

その中で石澤 清美さんの『麹甘酒パワーレシピ: おウチで簡単、体に効く! 』という本が、料理初心者である私にも分かりやすかった。

今でも時々作っている。
特に豚肉の甘酒しょうが焼きが簡単でおいしく、1番オススメ!


発酵食品・甘酒のススメ

冷たい甘酒は夏バテ防止に良いし、冬ならお湯割りもいいかも。

固形ではないのでお粥のように胃腸にやさしいし、麹甘酒は酒が入っていないから幼児・子どもも食べられる。

発酵食品なので、なんとなく健康にも良い気がする!(医学的にどのように良いのかまでは知らないけど)

これだけで健康になるはずはないが、生活習慣にプラスするものとして取り入れてみては?

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