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獲物の分け前〜「ミュージック・マガジン 2011年5月号」

 この号が届いて、パラパラと読んでいたら、「まだ“とうようズ・トーク”が載っているってことは結構昔の号なんだ」と一人ごちていました。
細野晴臣さん表紙で持っていない号がまとめて出品されていたのを購入したのが到着して、その中の一冊が2011年5月号だったと気付いたわけです。
何度かここに書いた通り、2011年3月11日の午後3時近くはアパートの部屋の中にいて、山積みされたビデオテープが崩れていったのをベッドの中から眺めていました。
CDや雑誌、書籍の山はその重さで崩れなかった記憶があります。
TBSラジオ「キラキラ」を聴きながら、まずは着替えて当時の仕事場に向かった私です。
当時住んでいた立川の駅には通路に座り込む人が多数いたんですよね。
確かJRは止まっていましたが、多摩モノレールはかろうじて動いていてビックリしたような。
仕事場は棚から荷物が溢れていて、毛布やレジャーシートを持ち込んだ私と二人が泊まり込みになったんだよな。
食料品など交代時に差し入れがあって、翌日帰宅する頃はJRは動いていたのか。

 リアルタイムでは購入しなかったこの号を読んでいて、当時の自分のことを思い出していました。
あの時期は記憶がまだらになっていて、当時はライヴに行かなかった時期だったし、ほとんどの友人とも連絡していなかった時期だったな、と。
そんなことを思い出しながら、読んでいたら、元日早々料亭の駐車場まで避難したことも甦ってきたり、と。

 ムーンライダーズの『カメラ=万年筆』も買うどころか聴いてもいなかった時期でもあるわけで。
とにかくラジオを聴いたり、スーパーの計画停電による営業時間の変化に悩んだ日々だったのか。
もー、はっきりとは思い出せない感じです。
もう13年も経ったのか。。

 ではまたー。

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