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読書日記~「ロックジェット 2019 VOL.75」編

 今日は午前中、ずっと伯母の四十九日関連の用事に取りかかってました。
昨日までずっと雨模様だったのが、今朝早くから快晴になりました。これはありがたい。
そういえば式の日も数日雨が降っていたのに当日は快晴だったとか思い出しました。
まだ一月半しか経っていないんだけど、ずっとずっと昔のような感じでしたね。。

 シーナ&ロケッツのCDをまとめ買いしたばかりなので、久しぶりにこの号を引っ張り出してみました。
じゃ行ってみよー。

・「ロックジェット 2019 VOL.75」(シンコーミュージック)

 2019年2月20日発行だから、4年ちょっと前にリリースされた本なんですね。
もう少し前だったような気がしますが。。

 鮎川誠さんがシーナ&ロケッツのアルバムを語るという連載の2回目なんですね、これは。
実はこの前の回を読んでないので、想像でしかないんですが、鮎川さんというかシーナ&ロケッツがエルビス・コステロのオープニング・アクトを担当した時、高橋幸宏さんが鮎川さんに気づいて声をかけたことからスタートします。
ちなみに鮎川さんと幸宏さんの出会いはサンハウスとサディスティック・ミカ・バンドがかつて対バンしたことらしいです。
両バンドが出演したイベントといえばワンステップフェスティバルが真っ先に思い浮かんだ私です。本当にそうだとすると面白いですね。

 幸宏さんが鮎川を細野晴臣さんに紹介したのは、鮎川さんの記憶によると紀伊国屋ホールでのライヴ終了後だったらしいです。
ライヴ自体は鮎川さんがレコーディングをしていた(アルバム『#1』)ため、観ることができなかったと回想しています。

 どうやらYMOのライヴに参加することが決まっていたらしく、鮎川さんがリハーサル・スタジオに呼ばれてローリング・ストーンズより早い「C'mon」、ディーボにインスパイアされた「(I Can Get No)Satisfaction」に幸宏さんの提案で「Day Tripper」を演奏することに決まったエピソードは興奮しますね。
本番は12月のピットインだったとか。
これらの出来事はエルボン・レコードからアルバム『#1』が発売される前であって、エルボンからバンスしたお金の返却を含めた形でアルファレコードから作品をリリースすることが決まったのでした。

 まずはYMOのアルバム『ソリッド・ステイト・サバイバー』から、作業に取りかかったのでした。
これに参加したことで幸宏さんのソングライターのセンスを認めることになったことが大きいんですね、後々を考えると。

 そして、まだこの時点ではYMOはまだブレイクしていませんから、プロデューサーとして細野さんが色々とアイデアを出したり、YMOの三人がレコーディングに参加できたというわけです。
 
 このインタビューでは、シーナ&ロケッツの代表曲「YOU MAY DREAM」の制作過程に触れていて、それがまた感動的です。
坂本龍一さんのエピソードもこれまた素敵なのも嬉しいですし。
YMOの三人だけではなく、アルファレコード側の人間として村井邦彦さんが登場してきたりと素晴らしいインタビューになってます。
『真空パック』を聴き直したばかりなので、余計に胸に迫りますね。

 この鮎川さんがシーナ&ロケッツのアルバムを語るインタビュー掲載号を揃えたくなってしまいました。
頑張って探します。
明日はなんとかザ・レコードのアンソロジー・ボックスの中から何かを聴いて記事を書けたらと考えております。

ではまたー。

 

 

 

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