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川島なお美/泣きながらDancin'~隠れ名曲、名演コレクション。

 昨日の予告では日本のスーパーグループにするか、グラビア誌を席巻した人にするか迷っていましたが、結局はグラビア誌を席巻した人にしました。
で、どの曲にするか考えたら、また迷いに迷ってしまいまして、ひたすら某動画共有サイトを見たり聴いたりして考えてました。

 結論を出したのはついさっき、杉真理さんと川原伸司さんのツーショットの画像をTwitter経由で見てからでした。

 というわけで、川島なお美さんのセカンド・アルバム『SO LONG』の一曲目「泣きながらDancin'」です。
この曲の作詞はREICOの田口俊さんで、作曲は平井夏美さん、つまり川原さんですね。
プロデュースは杉さん。
杉さんがイメージしたのは「ポール・マッカートニーがメリー・ホプキンをプロデュースをした時のことを考えてプロデュースした」とのことです。
(「ミュージック・ステディ別冊 vol.5 「FILE」より)

・川島なお美『SO LONG』(UPCY-9448/ユニバーサルミュージック)
紙ジャケット盤。アルバムとしては初CD化。
「泣きながらDancin'」収録。画像をタップすると、「泣きながらDancin'」を聴くことができます。

・「ミュージック・ステディ別冊Vol.5 FILE」(ステディ出版)
杉真理徹底研究のインタビューで『SO LONG』に関する部分も掲載。

 ちなみに当時の川島なお美さんといえば、グラビア誌を席巻していまして、グラビアのみならず雑誌の表紙にもよく登場していました。
それに激写文庫など写真集も色々と出てましたね。
ラジオでは笑福亭鶴光さんの「オールナイト・ニッポン」のアシスタントや文化放送「ミスDJリクエストパレード」もやっていましたし、歌手以外の活動は大成功していた印象が強いです(失礼!)。

 ちなみに『SO LONG』からシングル・カットされたのは「Ash Wednesday」でして、変形レコードとカップリングはナレーションの「右半分のドジな恋」(後述の『ゴールデン・ベスト』に収録)ということもあって人気盤です。
こちらの作詞は田口俊さんで、作曲はプロデューサーでもある杉真理さん。

・川島なお美『ゴールデン・ベスト』(TOCT-10913/EMIミュージック)
期間限定プライス・ダウン盤。「Ash Wednesday」収録。画像をタップすると、「Ash Wednesday」のテレビ出演時の映像を見ることができます。

 残念なことに『ゴールデン・ベスト』には「泣きながらDancin'」はシングル・カットされていないこともあって未収録です。残念。
この後のシングル、中原めいこさん作品「GEMINI」、村田和人さん作曲の「SUMMER VACATION」に杉真理さん作曲の「想い出のビッグ・ウェンズディ」など名曲が多数収録されています。
特に「SUMMER VACATION」は村田さんがセルフ・カヴァー(しかもそれには竹内まりやさんが参加していますね)していることでも有名です。

 写真の中の川島なお美さんは相変わらずステキで、CDを聴くとこれまたステキなのでした。
今日は迷いに迷いながら決めましたが、こうしてみると選んでよかったな、と心から思います。

 10日間、隠れ名曲、名演コレクションが続いたので、もう少しリラックスした記事を書いてみようかなと思っています。お楽しみに。
日本のスーパーグループについてはその後に取り上げる予定です。

 ではまたー。

 

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