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獲物の分け前〜「レコード・コレクターズ 2023年12月号」

 「レコード・コレクターズ」は毎号買っているわけではなくて、特集に気になるものがあるかチェックしてから買うことにしています。
これは最寄りの書店さまに毎号複数入荷するからできることですね。
たとえば「ミュージック・マガジン」は入荷しないので、「レコード・コレクターズ」の予告で内容をチェックしてからの購入になりますから、いい特集だとネット通販などでは既にプレミアが付いていることがあるんですよ。。
まあ、それはそれとしますが。
じゃ。行ってみよー。

・「レコード・コレクターズ 2023年12月号」(ミュージック・マガジン)

 この号のメイン特集は「この曲のベースを聴け!日本編」ですが、まず頭に浮かんだのはライヴ映像が某大手動画共有サイトにアップされていたこともあって、PINKの楽曲でした。
その中で一番好きなのは1987年のライヴだったんですが、既に渋谷ヒデヒロさんが脱退していて、逆井オサムさんが加入してからのものでしたら。
オープニングの「NAKED CHILD」で岡野ハジメさんのベースは既に炸裂しています。
デビュー曲の「砂の雫」も聴くことができたのも嬉しいですね。
メンバー紹介でヴォーカルの福岡ユタカさんが岡野さんを紹介するのを忘れて、後から蹴られるところも含めて最高です。
特集では「DON‘T STOP PASSENGER」も演奏していて、スラップをビシバシという感じじゃなくて、ピック弾きメインなんですね。
どっちにしても名曲。

 あと個人的に嬉しいのは遠藤賢司さん「東京ワッショイ」ライヴで聴いた時も感動したけど、浅草キッドの出囃子として聴いた時、鳥肌が立ってしまった記憶があります。

 それと同じページにゼルダ「うめたて」、ザ・ルースターズ「C.M.C.」にポータブル・ロック「グリーン・ブックス」の3曲が並んでいるのも素晴らしい。
小嶋さちほさん、井上富雄さんに中原信雄さんと憧れのベーシストが並んでいるということですから。

 サブ特集ではっぴいえんどリマスター再発や金延幸子さんインタビュー、ザ・ビートルズ関連の記事と充実した内容です。

 「レコード・コレクターズ」は特集や連載記事など、全体的にクォリティが上がっているのが本当に素晴らしい。
次号はザ・ビートルズの赤盤&青盤らしいので楽しみです。

 ではまたー。

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