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シネマ/夜のCafe~隠れ名曲、名演コレクション。

 えーと、隠れ名曲、名演コレクションは25日ぶりになるのかな?もっとか?すっかり書き方忘れてますね。。
ちなみに前回(4月22日)は松尾清憲さん「ムーンライトランデヴー」でした。

 松尾さんソロの次ならやっぱりシネマでしょう。
ちなみにシネマとは松尾さんがメジャー・デビューしたバンドですね。

 このシネマ、ファースト・アルバム発売時のメンバーは松尾清憲さんがヴォーカル、キーボード、ギター中原安弘さん、ベース一色進さん、キーボード小滝満さんにドラムス鈴木さえ子さんという顔ぶれでした。
デビュー・シングルの「グッバイ・ハートブレイク」にはまだ松尾さんと中原さんの2人しかジャケットには写っていないんですよね。
この時期、一色さんは骨折していて録音に不参加、小滝さんとさえ子さんはまだ加入前だったこともありまして、PANTA&HALから中谷宏道さんと浜田文夫さんが録音に参加しています。

・シネマ『ゴールデン・ベスト』(MHCL-823~4/ソニーミュージック)
「夜のCafe」収録。画像をタップすると、現在のメンバーでのシネマ「夜のCafe」のライヴ映像を見ることができます。

 この『ゴールデン・ベスト』はシネマのファースト・アルバム『MOTION PICTURE』全曲にシングルのみの「雨のチャイナタウン」、「おかしなレディキラー」を1枚目に、2枚目にはデモ音源や当時の未発表曲が収録された内容です。

 今回選んだ「夜のCafe」は『MOTION PICTURE』収録曲で、アルバムではA面の最後の曲でした。
A面はそれまでポップな曲が続いていたのに急にバラードになったのが印象に残ってます。
『ニュー・ベスト・オブ・松尾清憲』の松尾さんと鈴木慶一さんの対談によると「いかがわしい」曲と表現されていますね。興味深いです。

・松尾清憲『ニュー・ベスト・オブ・松尾清憲』(DQC-1504/スペースシャワーミュージック)

 ちなみに今回リンクを貼ったライヴ映像は現在のシネマのメンバーでのものでして、アルバム『サイエンス・フィクション・マン』を発表しています。
ヴォーカル松尾清憲さん、ベース一色進さんに、ギターはザ・ロッカーズにも参加している澄田健さん、キーボードは元タイツの松田信男さん、ドラムスにはTHE BRICK'S TONEの大槻敏彦さんという顔ぶれです。

 メンバーの重複は2人ですが、完全に演奏を再現していますね。
B.G.M.を一色さんの合図で止めていますから、どうやらライヴの1曲目だった模様です。

 アルバム『MOTION PICTURE』に話を戻しますと、宮崎美子さん出演のCMソング「君のプリズナー」(シングルのジャケットも宮崎美子さん!)やハウスのコーヒーゼリーCM曲だったデビュー曲の「グッバイ・ハートブレイク」、林美雄さん「パック・イン・ミュージック」の人気コーナー「ユアヒットしないパレード」にランクインした「電話・電話・電話」など、名曲揃いのアルバムです。
まあ、リアルタイムではヒットまでは至らず、長い間幻の名盤とされていたわけですが。。
シネマには『シネマ・リターンズ』というアルバムもあって、それも最高!なので是非。
あ、現在CDは入手困難かも。。
 
 明日も隠れ名曲、名演コレクションをやりたいと考えております。現在のシネマのメンバーが参加しているプロジェクトやバンドの曲を紹介できたらいいですね。

 ではまたー。

 

 



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