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休むことは何も悪くない

覗きに来てくださりありがとうございます。
こんにちは。こんばんは。
翠-sui-と申します。


最近思うことは休むことの何が悪いの?ということ。

私自身、「休まずに頑張りなさい」という考えの家庭で育ったため、子どもの頃は休まずに頑張ることが大事なのだと思っていました。

けれど、辛くても頑張り続けてると知らず知らずの内に自分をどんどん追い込んで心を壊してしまうこともあります。

そうなってしまうと、そこから元に戻すのには時間がかかります。

私自身、精神疾患と診断されてから1年が経過しますが、ようやく減薬の段階に入ったところで、まだまだ一進一退といった感じです。

「こうなってしまう前にきちんと“休む”という選択を取るべきだった」

と最近になって思うようになりました。

精神疾患と診断されたばかりの頃なんかは「自分がちゃんとしていなかったからだ」「もっと頑張れたはず」と自分を責めていましたが、違うんですよね。

きっともう頑張ってたから休むべきだったんです。

特に日本は“休む”ということにマイナスなイメージを持たれがちですが、私は心身が壊れてしまうより、その前に“休む”という選択を取ることの方が凄く大切なことだと思います。

休むと自然と前向きな気持ちが湧いてきて、少しずつ気力も出てきます。

私もここまで辿り着くのに1年かかりました。
1度心を壊してしまうと簡単には戻らなかったです。

心が壊れるとただ病んでるだけだと思われがちですが、身体にも大きく影響が出てくるので本当に苦しいです。

よく“出口の見えない暗いトンネルを歩き続けている気分”と言われますが、本当にその通りだと思います。

なんなら、トンネルの中なのかも分からない、真っ暗で何も見えない、右も左も前も後ろも何も分からない場所に1人ぽつんと置かれたような感じです。

だからこそ休むことは何も悪くない、むしろ凄く大切なんだよ、ということをもっと多くの方に知ってもらえたらと思っています。

ただ頑張ることも時には必要だと思いますが、休むことも必要です。

そして休むことも意外と簡単ではありません。

休んでいるつもりでも頭の中では色々考えてしまって休まらなかったり、ついつい罪悪感や焦燥感から動いてしまって疲れてしまったり。

休むことにも“頑張り”が必要だと思っています。

だから「休む=怠け」ではない、と私は思います。

休むことも十分頑張ってる。

このことがもっと広まると良いな、と思っています。


なかなか難しい部分がありますが、“休む”という選択肢が取りやすい、優しく温かな世の中になることを祈っています。


翠-sui-

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