インドネシア滞在記②
前回の記事を読んでいただいている前提で書いてますので、まずはこちらからお読みください。
私が2番目に魅力を感じたのは、不動産です。
…何やら胡散臭くなってきましたか?(笑)
まぁそう言わず、せっかくなので最後まで読んでいってください。
不動産とは言っても、残念ながら
「ガンガン儲かりまっせ!ぐへへ!」
っていう話では、ありません。
インドネシアは人口がどんどん増えており、労働人口が日本の総人口を上回っています。
そんな彼らが今困っている事は、住む場所です。
基本的に大家族で住むのを好む彼らも、日本がそうであったように、核家族化が進んできています。
田舎の方から中心部へと仕事を求めて引っ越してきて、そこで生活をするのですから、そうなりますよね。
そんな中心部に、核家族が住む家が足りません。
家と言っても戸建てではなく、アパートです。建物の高さ制限がある為、基本平屋。
日本で言うと、三軒長屋と呼ばれるものです。
インドネシアにも住宅ローンという仕組みはあるのですが、銀行口座を持っているのは全体の30%前後と、まだまだ普及してないのが現状で、家を買う・建てるというのは、かなり背伸びをする行為なのです。
その長屋アパートの家賃は、1家族日本円で約1万円程。
そのアパートを作っていこう!というのが、今回の不動産案件です。
月1万円の家賃収入に意味あるの?と思われるかもしれませんが、それでも収益が出せるんですね。
何故収益が出るのかというと、土地を買わないんです。
日本と違い、外国人である私達が土地を買うのは、無理無理無理のカタツムリです。
海外で不動産投資をして失敗または詐欺にあう日本人は、この事を知らないんですね。
だから
「ここに飛行場が出来るから、土地の値段が上がる!買うなら今だ!」
というような事を言ってくる「日本人」に、日本人は騙されるのです。
我々は、土地は買いません。
仮に買えたとしても、リスクが大きいので買いません。
成功すれば大儲けかもしれませんが、一つの失敗で大損・撤退の可能性があります。
我々がしたいのは「不動産投資で大儲け」ではありません。
弊社にとっても、現地の人達にとっても、出資する日本人にとっても、全員に利益があり尚且つ長続きする事業がしたいのです。
例えば弊社にとっては、①に書いた日本から5年後に帰国してくる方達の中で、弊社の介護施設で働いてくれる方の住居確保にもなるというメリットがあります。
なので、もし仮に誰も投資しなくても、全部弊社で建てます。
しかも、少額ではありますが利益にも繋がる。
少額と書きはしましたが、お金の価値は今現在バリでの1万円は、約5〜10万円の価値があります。
が、すぐに3〜5万円くらいになるでしょうね。
それくらい、バリの成長速度は凄まじいポテンシャルがあります。
それだけではありません。
ローカルの方向けのアパートでは無く、日本人高齢者向けの家を作れば、老後をそこで暮らしていただける事だって可能です。(建築費用や家賃は当然上がりますが)
そしてその家で、弊社が作った訪問介護施設がケアをさせていただき、スタッフは弊社の日本語学校を卒業し、日本で働いた事のある日本語が話せる人材。
日本円とインドネシアルピアの価値が近づく事はあっても、逆転まではなかなかいかないと思っています。
バリって観光地なので、工場が作れないんですよね。
あと、各家庭に固定電話が普及する前にいきなりスマホが普及したりと、文明のジャンプアップが激しく、技術開発の下地が無いのも関係してくるはずです。
なので、仮に価値が逆転しない(未来永劫という話ではありません)のであれば、日本で生活し続けるよりも安価で生活出来ますし、仮に日本で生活し続けていたとしたって、介護スタッフは海外の方に頼る事になるのですから、海外に住んでもいいかな…という方の為の家を提供することも可能な訳です。
しかも、それが賃貸であれば、日本人の金銭的負担も少なくて済みますよね。
ある程度の資金は必要ですが、金持ちだけが福祉サービスを受けられるなんて、変ですし。
バリで不動産…と聞くと一見怪しげですが(笑)、バリのローカルの方達にとっても、日本人にとっても、すごく良いものが提供出来るんじゃ無いかなって思いました。
ここで細かい内容を書いて良いのかわからないので書きませんが、アパートの建設費用は軽自動車くらい。毎月のリターンは、私が想像するサラリーマンの毎月のお小遣いの50%くらいです。
しかし、バリで使う事を考えたり、ルピアの価値が上がる事を考えたら、アリじゃない?って思います。
私的には、日本語学校や訪問介護、不動産がキッチリ連動出来たら、今以上にバリと日本が素敵な関係を築けそうだな…という部分に魅力を感じます。
まだ決まってないのに、こんな事まで書いても大丈夫なの?って思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、お金の情報に敏感な方が知った所で何も出来ないので大丈夫です(笑)
バリの方との強力なコネを持つ方だったら別かもしれませんが…そんな方はもうやってたり考えてたりするはずですしね。
私は最低でも1棟所有します。
私の建てたアパートで3家族が賑やかに過ごしてくれるんですよ?
なんか嬉しいですよね😁
コンサル事業もそんなんですけど、弊社は(私もそうですが)基本的に「必死に営業しなけらばならない事」を仕事にしていません。
誰も受講生さんがいなかったら、自分達で着々とホームを作っていきます。
昨日の記事の日本語学校だって、自分達のホームの為だけでも必要な事です。
訪問介護もそう、この記事に書いてある不動産だってそうです。
全て、自分達に必要な事、自分達の為になる事です。
仮に、誰もお客さんがいなくても、全て我々が必要な事ですから、関係無いんです。
だから、営業する、着飾る必要がありません。
でも、良い物だから皆んなに知らせたい。
だから
「もし必要と感じたら、どうぞ!」
と、言えるし、それ以上の言葉が出てこないんです。
私の知識・コネクション、もし必要と感じたら、どうぞご連絡下さいね!
二人の障害児の父
すけじろう
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