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AI 翻訳と仲良しになってみました

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オンラインワークショップ言語ビッグバンで AI 翻訳 DeepL とふれあい、語り合い、仲良しになってみました。翻訳、語学教育、外国語教育に関心のある読者むけです。
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記事一覧

Hide and Seek|AI翻訳 DeepL くんと語りながら Foorin のパプリカを英訳してみた 5

「じゃあ、二番の歌詞のBサビの英訳をしてみるね。 |よろ |こ |び |を |かぞ|え |た |ら  |Happy |days |we |had; |I am |now |a |lad |あ |な |た |でい |ーっ |ぱ |い A-|way |from |home |and a-|way |from |you |かえ |り |み

イゴールさんのギター|AI翻訳 DeepL くんと語りながら Foorin のパプリカを英訳してみた 4

「ねえねえ、すみさん、今度は何みてるの?」 「あ、でぃぷるくん。 イゴールさんという人がアコギで引いているパプリカの動画。 jazzy ですごく素敵なの」 「うわあ、ほんとだ。かっこいいなあ。 何かとっても大人っぽいサウンドだね」 「そうでしょ? やっぱりこのメロディーって、 大人にとってどこかなつかしい調べなんだよね。  遠いこども時代を思い出させるような、 『ああ、あの子は今頃どうしてるかなあ・・・  ふるさとの町に帰ろうかなあ・・・』 っていう気持ちにさせるような

雨に♪くゆり|AI翻訳 DeepL くんと語りながら Foorin のパプリカを英訳してみた 3

「ねえねえ、すみさん」 「なあに、でぃぷるくん?」 「英語の歌って、絶対に韻を踏んでいなくちゃいけないの?」 「うーん、絶対ってことはないけど…。 でも、子どもの時に英語で詩を作る授業では、 rhyme を考えるように言われたっけなあ」 「rhyme → 韻を踏む・韻文、ライム。 って出た」 「たぶん日本の小学生が初めて俳句を作る授業の時に、まずは 五・七・五という伝統的なルールに従って作るのと同じかな?」 「ふーん、そっかあ」 「古い時代の詩は韻を踏んでいる

らるらりら|AI翻訳 DeepL くんと語りながら Foorin のパプリカを英訳してみた 2

「ねえねえ、すみさん、さっきから何をみてるの?」 「あ、でぃぷるくん。  米津さんのアカウントからパプリカのMVをみていたの。  でぃぷるくんもみてみる? 「きれいなアニメだね、すみさん。 Foorinがダンスしてる動画とは雰囲気がちがうね」 「そう。歌ってるのは米津さん本人。 米津さんの声って、なんとなく しっとり した感じでしょ?」 「うーん…そう言われれば、そうかなあ。 でも、なんでこの動画をみたいと思ったの?」 「歌詞の中にある、あなたに 会いたい  に込め

♪まがりくねり|AI翻訳 DeepL くんと語りながら Foorin のパプリカを英訳してみた 1

「ねえねえ、すみさん」 「なあに、でぃいぷるくん?」 「パプリカっていう歌があるでしょ?」 「まがり、くねり、…っていう歌ね」 「そうそう。なんで、パプリカなの?」 「うーん、なんでかなぁ?」 「♫ パプリーカ、花が咲いーたーらあ…」 「でぃぷるくん、そのリフレインのところ、英訳してみてくれる?」 「うん、漢字を使って入力するね。設定は、日本語から英語へ・・・ パプリカ 花が咲いたら 晴れた空に種を蒔こう  DeepL 訳 →   Paprika when

残念なことに? |ピーターラビットのおはなしをAI翻訳してみた 10

うーん。never A or B の構造だから、「Aをせず、Bもしなかった」になってしまうのか。 それに、 got home を「帰る」とさらっと処理しているが、こどもたちにとっては大切な home 「おうち」を私は入れたい。 ここの the big fir-tree の前には got home to の to があるため under / underneath は無いが、おはなしの最初の方でぴいたの「おうち」は「おおきな もみの きのした でした」としたので、そこに合わせて

黒鳥を怖がらせる|ピーターラビットのおはなしをAI翻訳してみた 9

Peter got down very quietly off the wheelbarrow; and started running as fast as he could go, along a straight walk behind some black-currant bushes. DeepL 訳 → ピーターは静かに手押し車から降りると、カシスの茂みの後ろのまっすぐな道を全力で走り出しました。 wheelbarrow が前に出てきたときは「一輪車」だったの

とてもじっとしていた猫|ピーターラビットのおはなしをAI翻訳してみた 8

Then he tried to find his way straight across the garden, but he became more and more puzzled. DeepL 訳 → そして、庭をまっすぐに渡ろうとしましたが、ますますわからなくなってしまいました。 私の訳 → それから ぴいたは はたけの なかを まっすぐ つっきって あるいてみました。でも どっちへ いったら いいのか ますます わからなくなっちゃった。 Presently,

泣き出したペテロ|ピーターラビットのおはなしをAI翻訳してみた 7

Mr. McGregor was after him in not time. And tried to put his foot upon Peter, who jumped out of a window, upsetting three plants. DeepL 訳 → マクレガー氏はすぐに彼を追いかけた。 そして、窓から飛び降りたピーターに足をかけようとして、 3つの植物を引っくり返してしまった。 three plants を倒したのは窓から逃げようとしたピータ

カーティシュー!|ピーターラビットのおはなしをAI翻訳してみた 6

... but Peter wriggled out just in time, leaving his jacket behind him. DeepL 訳 → ピーターはぎりぎりのところで、上着を残して脱出しました。 DeepL さん、「上着」から「ジャケット」になったと思ったのに、また「上着」にもどってしまった。優柔不断! 私の訳 → でも ぴいたは からだを よじって ききいっぱつで にげました。 じゃけっとは ぬげちゃったけど。 And rushed in

真鍮って何?|ピーターラビットのおはなしをAI翻訳してみた 5

Peter was most dreadfully frightened; he rushed all over the garden, for he had forgotten the way back to the gate. DeepL 訳 → ピーターはとても怖がっていました。 門に戻る道を忘れて庭中を駆け回りました。 私の訳 → きゃあああ! こわいよおお! ぴいたは はたけじゅうを はしりまわって にげました。 さっきの ふぇんすの ばしょが  わからなくなっ

大根を食べた!|ピーターラビットのおはなしをAI翻訳してみた 4

First he ate some lettuces and some French beans; and then he ate some radishes. DeepL 訳 → まず、レタスとフレンチビーンズを食べてフランスの豆も食べました。そして、大根を食べました。 いや、ピーターラビットは大根は食べていない。ハツカダイコンだ。 絵を見てニンジンに間違える人が多いが、細長いタイプの radish だ。 このさし絵をみると、たしかにニンジンにそっくりだが、葉っぱの部

茶色いパン|ピーターラビットのおはなしをAI翻訳してみた 3

そして、おかあさんウサギは子ウサギたちにこう告げる。 Now, run along, and don't get into mischief. DeepL 訳 → さあ、走って行って、いたずらをしないでね。 run は「走る」だが、親や学校の先生がこどもたちに Now, run along! と声をかける時は、家から外へ、校舎から校庭へ「遊びに行っていいよ!」と送り出してあげる時の合図だ。この言葉を聞いたこどもたちはクモの子を散らすように走り出す。自由だ! とい

フロッピーでもフロプシーでもなく|ピーターラビットのおはなしをAI翻訳してみた 2

 「ピーターラビットのおはなし」の原作はこんなふうに始まる。 おはなしの最初から最後まで全文を一気にDeepL の左ウィンドウに貼り付けた時、右ウィンドウの日本語訳のこの部分は、次のように表示された。 Flopsy は Floppy に似ているため、DeepL は気を利かせすぎて勝手に Floppy の誤入力だろうと思い込んだのか、「フロッピー」と訳してしまった。 大きなお世話だが。 しかし、作品の全文ではなく、冒頭のこの部分だけを DeepL に入力してみたら、日本