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愛に気づけば、そのご褒美に愛が返って来る話〜自分のテーマ曲を解説しよう③〜

ふがいない僕を支え続けてくれている人達がいます。
ふがいない私を支え続けてくれている人達がいます。
これまでに関わった人たちがいるからこそ、
今の自分が存在しています。
それは、過去にお世話になった人も、むかついた人も全員です。

そうした人たちが私に与えてくれていたのは、そうか愛だったんだな。
と、そう気づいた時に、
もう一つの世界が始まるような気がします。

この、「気づく」という事が、今回のお話のポイントです。

気づくというのは、どういう事なのでしょうか。
ここからの話は、少しわかりにくい不思議な話なので、
???となってしまうかもしれません。

仏教の教えに、
「世界はふたつある。
 そもそもひとつだと気づいたときに、
 ふたつめの世界が始まる。」
というのがあります。

これを教えちゃおうかな、と思います。
この先は、少しわかりにくいので、10回くらい読むといいですよ。

では、
犬が人を怖がる理由として、仔犬の頃に、何か人から恐ろしい経験をさせられた可能性が考えられるそうです。
反対に、犬が小さなころから犬や人に触れ合う機会を作れば、人を怖がらない犬に育ちそうです。

僕らは、人間ですけど、同じような事が言えそうです。
「これまでに出会い、関わった人達がいるから、今の僕が居る」とした時に、
僕の人生は出会った人達のおかげです。
良い事も悪い事も、お世話になったあの人も、ムカついたあの人もです。

犬の例を出したのは、次の話の布石です。

ペンは私にとっては、原稿を書くペンだけど、犬にとっては、おもちゃです。

「空」(くう)とは、否定と肯定の両方の意味をもつ、仏教思想において最も重要な教えの一つです。

僕はあんまり宗教には無頓着な、いわゆる大勢の日本人の1人ですが、この歳にもなると、
身近な人が続けて亡くなったりして、坊さんに会う事も多くなったりするもんです。
坊主の話は普段あまり聞かない類の、面白い話が意外と多いもので、
葬式や法事とかの心境で聞く坊主の話は、案外すんなりと素直に聞く事ができるみたいです。

この「空」(くう)の話を、手に持っていたペンを使ってわかりやすく解説してくれたので、忘れないように、自分なりの解釈でメモしておきます。

①ペンをワンちゃんに渡すと、ワンちゃんはペンで遊びます。ワンちゃんにとってはペンはオモチャです。

②ペンを私に渡すと、私はメモをとりますので、私にとっては、ペンはモノを記録する道具です。

③部屋の中にペンだけ置いて、ワンちゃんも私も部屋から出て、部屋には誰も居ません。

この③の状態の時、部屋の中にあるものは、ペンですか?オモチャですか?

という質問です。これは、どっちだと思いますか?
これは、「ただのモノ」な訳です。
これをペンだとすると、ワンちゃんが入って来た時に矛盾が生じてしまいますから
これは「ただのモノ」です。

なんでもないんです。

なんでもないんだけど、
何もない訳ではありません。

この状態の事を仏教では「空」(くう)と呼びます。

あなたが部屋に入ると、ただのモノはペンになり、
ワンちゃんが部屋に入ると、ただのモノはオモチャになります。

・・・ついてこれてますか?

こんな言葉があって、
「世界は2つある。そもそも1つであると解った時に、2つ目が始まる。」
って、言葉です。なんか、凄い意味深じゃないですか?
世界は2つある。そもそも1つであると気づいた時に、2つ目が始まる。っていうワケ。

余談ですが、この話をしてる時に、釈迦が覗きに来るんですって。これが仏教のめっちゃメインコースの話だそうです。

では、
もう一つ、質問の品質を上げてみましょう。
あなたが部屋に入った時に、
このモノが勝手にペンに変わったんでしょうか?
それともあなたがモノをペンに変えたのでしょうか??

どっちですか?

って考えると、そうなんですこれは、
「あなたがペンに変えた」となります。

で、このロジックが、あなたの人生の創造主はあなたである。というロジックなんだそうです。
要するに、あなたの人生はすべて「空」なんですって。
あなたが認識した時に、形作られて行くそうです。

つまり、「私の認識が人生作ってるんじゃんか!」って認識した時に、もう一つの人生が始まるという事だそうです。
だから世界は2つあるって、言うんですって。

そして、2つ目の世界こそ、自分の描いた夢を、1つ1つ手にとって、叶えていくという世界なのかもしれません。

ついてこれましたか?じゃもう一個「和」について、

和には、自立と、他者への尊敬と感謝が込められています。

聖徳太子は、和をもって尊し〜みたいな事を言ってます。
古くから助け合い、思いやりの心を持ちましょう。と、忖度とかじゃなくて、十分議論して、皆が納得して調和しようぜという考え方が、日本人には伝わってきました。
そうみたいです。
互いに仲良くすることが大事。という考え方は八百万の神を生み出してしまう程、この国は筋金入りのいい加減さを元来持っています。
一神教の宗教からは考えられない発想です。
おおらかな国民性がそうさせるのでしょう。
許すから仲良くなれます。
面白いっすよね。

そんな訳で、、、


一番好きな漢字は?と聞かれると、
「和」と「空」と答えています。
一番って言ってるのに2つ答えるなって?
一番が1個だけとは限らないんだよ。って、そういう風にも答えています。「涼」とか「日」とか、一番好きな漢字は沢山あって良いのです。おおらか(笑)

そんな風にして、たくさんの愛に気づいた時、
自然に感謝する気持ちが生まれてくるもので、
それが相手に伝わると、感謝されかえしたりして、
なんやかんやで感謝が周りに繁茂します。はんもはんも(笑)

ここまで読んで下さってありがとうございます
You Tubeで曲の制作工程をうちのバンドメンバーと共有して作っている途中です。恥ずいけど、良ければ暇な時にでも聞いてやって下さい。













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