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映画「プール」の生活の美

映画「プール」を見ました。
小林聡美さん、もたいまさこさん、加瀬亮さんが出演されています。ゆったりとした流れの日常の中の出来事。
でも、その日常はありふれた日常ではありません。タイのゲストハウスが舞台のその映画は、映像美に出演者が溶け込んでいて、こんなところで生活してみたい。と思わせてくれる映画でした。

小林さん、もたいさんが着ている服が素敵

生活の流れをそのまま表しているような服装がとても印象的です。
小林さんは、ブラウスにパンツを主に着ています。コットン素材の白いブラウス、刺繍のブラウス、プリントのパンツ色合いはとても鮮やかでそこが太陽がサンサンと輝くタイにピッタリ、バティック風の柄もあり、シャッキとした素材感できちんとした雰囲気がとても素敵です。ブラウスやシャツのほうが勿論きちんと見えるのでとても素敵ですね。夏本番はこんな素敵な服を着てみたいと思いました。

もたいさんが着ているのは小さな柄のワンピース。
涼やかなワンピースがとてもお似合いでかわいらしいです。

小林さんの娘役のさんが着ている服は日本からタイを訪れるという役柄のためか、日本で流行っている服を着ています。年代の違いはあれど、着ている服のギャップ感がなんとも言えません。

映像に溶け込む服装はその人の生活も物語ることができる。映画と一体となり、人物像も膨らんでいきます。服装はその人を物語る重要なアイテムである。その背景に溶け込めない服装というのは、時に滑稽だったり、違和感を感じるものです。

その人自身を表す服を背景と共に表現できることは、人生の醍醐味とも感じます。映画のように暮らしたい。映画は日常ではありませんが、いつ何時も背景と共に生活をしていきたいと思う、そんな映画でした。


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