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ニューオーダー 映画感想 あるかもしれない世界

結婚式当日 暴徒が近付いている
知らないままマリアンは訪ねてきた元使用人の妻が病気というので援助をするために会場から離れていた
しかしその為に暴徒を鎮圧する為の部隊からの拘束に巻き込まれてしまう

ものすごく後味が悪い映画
ハッピーエンドはないので、観るのには注意が必要

マリアンは援助を求めてきた元使用人(店を開くからと言って辞めた。数年前)の妻(同じく使用人として働いていた)の手術にお金が必要と聞き、母や父や兄に援助を求めるが、断られる
あまりにも冷たいと、見舞いの為に花嫁なのだけれど少しだけとばかり会場を離れる
これが大きな不幸の始まり

マリアンはセレブだけれど人情を持っているまともな人といえる

その彼女が不幸に巻き込まれる姿は目を逸らしたくなる

さらに金持ちに対して不満を抱いて暴徒化した市民という構図では終わらない
市民が権力を持って支配する、という話ではない
鎮圧した軍隊はもっと性質が悪い

日本はこんなことないから大丈夫なんて思っていたら、戦争が始まっておかしなルールにのっとられるかもしれない
さらに海外旅行にいったら政権交代で巻き込まれる可能性もゼロではない

なんかとても恐ろしいものを観たという感覚




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