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ミスミソウ 邦画実写にはこの作品がある

なにか(漫画か小説)の作品の実写化が発表される

大体、がっかりされる

CG、演出、衣装等々、実写映画の質が、というせいである 配役された役者は仕事を受けているだけなのでミスキャストなのには罪はない そこは責めない 大根なのはダメだが。

実写作品。時には良作もある

しかし圧倒的に駄作が多いせいで実写化の発表があっても喜ばれない悪循環

そんな中、推したい作品がある

ミスミソウ

ざっくりと内容を説明をするといじめに合っている主人公が学校に行かなくなると、ターゲットを他の子になる その子が逆恨みをして主人公を○す!と逆上し、面白がったいじめっ子と共に家に行き、家を燃やしてしまう。
生き残った主人公が復讐に走るサスペンスドラマである。スプラッターコメディとも言われてかなりグロイ。 

こちらは原作が漫画となっており、これ全部実写するの無理だと思う内容

しかしそれらをきっちりと映像化している素晴らしい作品

指が飛び、目を串刺しにし、車に轢かれたりとグロ要素もこぼすことなく映像化した監督に、この作品を忠実に再現するんだという熱い情熱を感じる

雪の中、流れる赤い血の描写は芸術的とすら感じる 美しい

さて実写でありがちなラストは変えましたというやつ

普通であれば批判殺到

原作でいきなり爆発して終わりなんてなかっただろ!と言われる作品もありますが、
ミスミソウに限ってはご安心を。

原作と変更したけど、これはこれであり!という結末。

漫画とは違う結末。これも楽しみの一つとなるくらい。

内藤瑛亮監督はこの作品の後、許された子どもたちという興味深いテーマの作品も撮っています。
こちらも合わせて観て欲しいですね。おすすめ。

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