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ウクライナにいたら戦争が始まった 松岡圭祐 読書感想

タイトルそのまま。

父がウクライナで仕事をしている。
学校はウクライナで通うことで単位が取れて卒業ができる。
家族が一緒に過ごすためにウクライナへ向かうと、戦争が始まった。

他人事では済まされない。

多分書かれている以上に過酷な現実があるのだと思う。

主人公の視点は女子高校生なのだけれど、おかげでわかりやすく読むことができた。

なにもこの家族もだらだらとウクライナに残っていたわけではない。

戦争は遠いところにあるもの、ここらあたりは大丈夫と話すのも日本にいても同じ。

退避勧告のレベルも日々によって違う
いざレベル4になって帰ろうとしたら運悪く妹がコロナ陽性で飛行機に乗れなくなってしまう
そうしたら戦争が始まった

市街地にもミサイルが飛んで来る 人がすぐ近くで銃で撃たれる
兵士に姉妹が連れて行かれ最悪な事態が起ころうとする

本書で運良く助かっている

でも現実ではどうだろうか 運が悪かったら怪我もして、もしかしら命すらどうなっているかわからない

日本にいるからといって絶対安全ではない。

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