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#エッセイ
あるトンカツ屋さんのお話
ランチはテンションを上げる事を重視しているので、大好きなパンとか、喫茶店でトーストとデザートを食べたりしている(デザートがメインでトーストがサブ)。
でも、午後から会議があったり、気合いを入れたい時は定食を食べるようにしている。
このお店はランチ営業もしているトンカツ屋さん。
通い続けているので、定食以外も今までにいろいろ食べた。カツカレーとか、かつ重(お重に入ったかつ丼)とか。
あるごはん屋さんのお話
実家の次に、よくごはんを食べているお店がある。
お母さんが作ってくれるような、バランスの取れた定食が食べられるお店。お母さんがお客さんに食べて欲しいものを出すので、決まったメニューはない。
夜に営業しているお店なんだけど、火曜日と木曜日と土曜日にランチ営業している。会社に行く火曜日と木曜日は必ずそこでランチを食べている。今の会社で働き初めて6年くらいになるけれど、ずっと通っている。
あるハンバーガー屋さんのお話
あ、総務の山田さんだ。
昼休みに、パン屋さんの近くで山田さんを見かけて、「おつかれさまです。お昼ですか?」と声をかけた。
「…そうなんですけど、パンが売り切れで買えなくて。」と山田さん。
これからハンバーガーを食べに行こうと思っていた私は、
「一緒にハンバーガーを食べに行きませんか?」と誘ってみた。
「行きたいです。」と言ってもらえたので、一緒に行く事にした。
山田さ
あるパン屋さんのお話
会社のそばに、とても素敵なパン屋さんが出来てしばらく経つ。
京都の情報誌のパン屋さん特集の巻頭を飾ってから、お客様が沢山来るようになって、パンが売り切れている事が増えた。
それでも、イートインのスペースで購入したパンを食べていると、会社の昼休みとは思えない、ゆったりした時間が過ごせるのは変わらない。
その日のイートインスペースの客は私一人で、ぼんやり席に座っていた。
すると、おじいさんが来
あるラーメン屋さんのお話
ある日、通勤の途中に、新しい暖簾がかかったお店を見つけた。
だいだい色の布に、温泉マークが染め抜いてある。なんのお店なんだろう?
翌日、ノートの切れ端に、ボールペンの細い字で、こんな風に書いてあった。
「11月16日より営業を開始します。
名古屋の行列店の味を京都に持って来ました。
宜しければ一度食べてみて下さい。
他のラーメンとは麺が違います。」
なぜに手書き…。
とりあ