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しっかりたべてげんきをつける

久しぶりのnote、1000日日記はどこかで止まってしまい、私はまだ20日あたりをうろうろしている。それでもあっけらかんと私は続けていく。あっけらかんとね。あっけらかんと生きている。

毎日お仕事が楽しい。毎日もうだめかもって300回くらい思うほど、自分のできてない部分に向き合うばかりだけれど、それでもお仕事が楽しい。歴史を作っているって肌感覚で感じる。結構いそがしいタイミングだけれど、いそがしいこともある種、自分で選んでいる。今はもりもりお仕事がしたいのだ。やりがいがあるし、やりがいを見出している。

朝は早く出て、夜は家族が寝静まった頃に帰る。柔らかな毛布にくるまると、自分がair podsのイヤホン部分になった気がする。おさまるべきところにおさまった感じ。かと思えば、朝は思ったよりも早く来る。私が眠ると、ノックをする習慣を持たない母が急に私の部屋のドアをあけて、「ももちゃん、おやすみ」と、私が起きてるかも確かめずに言いにきたりする。28歳の実家暮らし、さんさんと愛に満ちる。

今日は帰り道、あれ、なんだろうSMSが、と開いてみる。謎の携帯番号から、謎のメール。この口調はさては祖父。はたしてこの番号だっただろうか。そういえば、今朝は私、はいずるように洗面所に向かっていた。恋人には決して見せられぬ醜態である。そんな姿を見ても、私のこと好きでいてくれるだろうか。祖父はたしか橙色のフリースを着ていて、私に何かを言っていたけれど、私は眠すぎてよく聴こえなくて、だけどひとまず「うん」とは言ってしまった。ごめんね、祖父。

帰り道の電車で、今日は真紅のバラの花束を抱えたお兄さんがいて、あぁいろいろあっても今日もいい日だなと思った。その直後にこのメールを開いた。

しっかりたべてげんきをつけるきをつけて、いのっています。

なんだろうか、ちょっと文字通りにさ、え〜んと泣きたいくらいだけれど、まだタクシーを待っているから泣かないようにする。なんだか同居なのに別居だったなと思って反省した。この全てがつながってしまうメール、今の私にしみすぎる。傷口にレモン果汁。くぅ。私はあなたに似て口から生まれたって言われてます、ユーモアは生活を健やかにすると信じてる、しっかりたべてげんきをつける。誰かを傷つけないようにきをつける。いのってくれてありがとう。

今朝なんて言ってたのか、明日は要確認。

おやすみなさい。