新元号「令和」が生まれるまで。大伴旅人のこころの旅路 ~パート⓵
はじめて聴講した高岡市万葉歴史館の館長講座『「日めくり万葉集」を読む』。
4月12日のその日のお題は『万葉集と新元号「令和」』。けっして古文が得意だったわけでもないが、いわゆるミーハー心がうづき、81回目となるこの講座ではどのように解説されるのかが気になって参加した。
「梅花の歌三十二首」の序にみられる漢文学の影響「令和」のもととなった「初春令月 気淑風和」は、万葉集におさめられている「梅花の歌三十二首」の序文にある。それは朝廷の出先機関「大宰府」の長官である大伴旅人が開い