sunakazu

誰かに伝えたい、そんな日々の発見と自営業の仕事の一部を記していきます。

Starting Over

君がまだ幼い、ちょうど6歳になろうとしている頃。
どうしてもやりたい、どうしても行きたい、どうしても入りたいと言ってきかず、母が泣きながら「まだ早い。あと数年してからでも十分に間に合う」と制止し訴えても、泣いて「やりたい!」と引き下がらなかった。

そのとき、「この年で、(わたしの意思も伝わらず)そこまで意思表示をするのなら、覚悟を決めよう」と腹をくくり、息子はバレーボールをはじめた。

あれから

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おとなの贅沢とは、ウィークデイの夜に女友だちの家に行くこと

平日の夜は、皆どのように過ごしているのだろうか。

わたしの場合、週3、4回は息子のスポーツ少年団の送迎があるので、夕方から晩御飯の用意をバタバタはじめて、急いで送り、そのまま体育館にいることもあれば、一旦帰宅して、再度迎えに行く。
そこで繰り広げられるおとな同士の会話は、基本的に子ども(わが子ふくめ)ネタが中心になる。

帰宅後、だいたい22時くらいから、ようやく一息つき、子どもが寝る22時30

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「サバイバー宿命の大統領」シーズン3のエミリーに感情移入する理由

とくに感情移入したのが、シーズン3の #優柔不断

末期がんのため、娘の腕のなかで逝きたいとエミリーに自殺幇助を懇願する母。
安楽死を選択した母の最期の願いを受け入れたいが、それは自身の手で最愛の母の死を手伝うという、エミリーにとってはもっとも耐えがたい選択でもあつた。

日本でも最近耳にするようになった「安楽死」という重いテーマをとおして、エミリーの葛藤が浮かび上がる。自分自身にとってはまだま

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人間がAIに負ける理由

洗濯機が途中で止まっていた。
たぶん、洗濯機を回した者が、また容量以上に洗濯物を詰めこみ過ぎたのだろう。

「これじゃ、全自動洗濯機の意味ないし」

と、絡まっている洗濯物をほどき、再スタートを押してつぶやいた。

もしかすると、自動化をさまたげるのは人間なんじゃないかと考える。

全自動洗濯機も、人間が詰めこむ量を間違えると、その機能が果たせない。
適量を守る。なぜ、人間はこれができないのか。

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ガスコンロを新調して気づいた「ときめき」と「合理性」の狭間にある「欲求」

「やらなければいけない」のに、ずっとほったらかしになっていたことが、このGWでできた。

それは、記憶にある限りでも10年以上(じっさいはもっともっと使っていたはず)使っていたガスコンロを新しくすること。

これまでのコンロは、点火するときにツマミを回して点けるタイプで、10年以上前から、なぜか左側のコンロは点火まで時間がかかるようになっていた。

その時点で新しく使いやすいものに買い替えれば良か

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「令和」にこめられた来たる時代の願い -大伴旅人のこころの旅路 パート②

「楽し」にいたるまでに知覚した「空し」からの「悲し」

漢文学から影響を受けた「梅花の歌三十二首の序」からの引用となる「令和」だが、その影響は他の語にもある。

「楽し たのし」(娯し)だ。

しかし、「楽し」にいたるまでには、旅人のこころの在り様の変化なしには語れないというのだ。そのこころの変遷とは、どういったものだったのだろうか-。



大伴旅人の歌がはじめて世にでたのは、神亀元年(724

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