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腎生検レポ〜前編〜

出産を経験している私でも、腎生検は陣痛ともまた違う拷問のよう精神的、肉体的苦痛が伴いました。
この貴重な経験を忘れないうちに、レポートにしようと思います。

安静時間や方法は、病院や容体によって違うと思うので、
あくまで私の場合は、という程度に留めておいてください。

|準備、そして処置部屋へ移動

腎生検の準備

まずは手術着(びんぼっちゃまくん風)に着替え、導尿を入れられます。
導尿は少し痛く、なんかずっとおしっこしたい感じが続きました。
入れられると自由に動けません。

あとはオムツをつけてもらい、ベッドごとガラガラ移動します。

処置室に到着すると、心電図や血圧計などをペタペタつけられ、
うつ伏せになります。

しかしここでアクシデント。
うつ伏せの私がオムツ1枚で脚丸出しだったので、先生がビックリ!
「何で何も履いてないの?ズボン履かせてあげてよ!」

だよね〜!めっちゃ寒かったし、恥ずかしかったもん笑
心の中で「先生ありがとうー」って叫びました。
看護師さん急いで持って来てくれた。
これで安心して腎生検へのぞめます!

|いよいよ腎生検

腎生検の風景

先生から、生検の手順説明と簡単な呼吸の練習があります。
そして麻酔を腰にブスブス指しますが、麻酔はそんな痛くなかったです。
麻酔が効いたら、いよいよ腎臓を採取していきます。

パチン!!(腎臓を取る機械の音)
医師A「何割?」
医師B「6〜7割です」


こんなやりとりが3回されて無事終了となりました。
麻酔のおかげで痛みも感覚もありませんでしたが、
私はビビリなのでめちゃくちゃ怖かったです。
先生や看護師さんの声が丸聞こえなので、
心電図モニターが鳴ったり、あれ?という雰囲気が伝わったりで、
ずっと緊張してました。

その後15分間、先生が圧迫止血をしてくれます。
止血が終わると「恐怖の砂袋」を左腰にテープで頑丈に固定されます。
その後は仰向け安静。
腰に力を入れてはいけないので、先生たちに仰向けにひっくり返されて腎生検は終了となります。

生検自体は30分くらいで終わりました。

|5時間絶対安静

腎生検後の安静スタイル

はい、来ました。
私はこの5時間で完全に腰が破壊されました。

安静時は、ふくらはぎにマッサージポンプを付けられ、あとはずっと仰向けです。
砂袋がじわじわと腰を圧迫するおかげで、30分後には強烈な痛みが発生、足先は冷え冷え。
もはや術後の傷口が痛んだか、腰が痛いんだかわからなくなりました。

準備していた動画も痛みで見る気もしないし、何もする気が起こらない。
あぶら汗いっぱいかいて、ただ痛みに耐えるだけの時間が続きました。

|安静少し解除...

腎生検後、安静ちょっと解除

5時間後、待ちに待った先生たちが到着!
先生が来てくれた安心感と、痛みで大泣きしました。

再びうつ伏せにひっくり返され、出血がないかモニターチェック。
問題なかったので、砂袋を外してくれ、左向きに30度まで身体を傾けOK、また右足の曲げ伸ばしもOKとなりました。

が、もちろんその後も仰向け安静にならないといけないので、
励まされながら再びひっくり返され、仰向けになりました。

安静タイムは始まったばかり。後編へ続く….
>後編はこちら


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