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3DCG超初心者の母さんが初めてClusterで作ったメタバースワールドでやりたいこと

1. メタバースクリエイター講座への当選

昨年12月のことでした。
3DCGとCADを子育てに取り入れたいと思っていたところ、Twitterで流れて来たクリエイティブ人材エージェント、エイクエントさんのメタバースxクリエイターイベントが目に留まりました。
ちなみに私は全くクリエイターのスキルや仕事経験はありません。
3DCG講師のうめちゃん先生"メタバースクリエイター トレーニングプログラム"を開催されることを知り、無謀にも応募しました。

スキルはなくても、メタバースx教育の可能性にわくわくしたからです。
ありがたいことになぜか当選しました。

こうして、何かとイベントの多い年末年始の土曜日、家族の協力を得て講座受講が始まりました。

2. BlenderとUnityの学習と格闘

"メタバースクリエイター トレーニングプログラム"は、全6回の講座です。
確かこんな感じだったと思います。

  1. VroidStudioでアバターを作り、Clusterのワールドに行ってみる

  2. Blenderざっくり総合講座 

  3. Blenderざっくり総合講座、UV展開、ベイクの知識

  4. Unity入門

  5. VroidStudioのアバターをUnityで改変

  6. Blenderで作ったオブジェクトをUnityへ、Unityワールド制作

3DCG何もやったことない人が、VroidStudio、Blender、Unity、Clusterを爆速で学ぶすごい講座でした。しかも無料です。そして講師は初心者にもわかりやすくてUdemy大人気講師のうめちゃん先生です。エイクエントさん、有難うございます(敬礼)。

画面の向こうに一緒に学んでいる仲間がたくさんいると思うと、オンラインのLIVEレッスンは楽しくて、毎回夢中で参加しました。そして、毎回操作についていけなくて挫折しました笑。

幸い、アーカイブの動画を提供してくださったので、後から自分のペースで復習することができました。さらには、うめちゃんのUdemyで提供されているBlender、Unity講座を受講し、メタバースワールド制作の入門に立つことを目標に格闘しました。こちらの講座です↓↓。


3. メタバースクリエイター講座修了の課題

"メタバースクリエイター トレーニングプログラム"の修了にあたり、課題が提示されました。課題を提出するとNFTで修了証をもらえると聞いて、人生初めてのNFTのため俄然やる気ができました。

宿題を提出するためだけに、ただ何かを作ることはしたくない。
メタバースのワールドを作って自分が一番やってみたいことを考えました。

子供たちと楽しく学ぶ青空教室です。

Blenderで初めて作ったオリジナルのキャラ、くじら

まずは、Blenderでくじらをつくりました。初めてつくったオリジナルキャラ。いびつですが、気に入っています。

初めて作ったワールド

次にVroid StudioのアバターのTシャツにるるばーすのロゴを描き、家族4人分のアバターを準備しました。
Unityで平面とスカイボックスで空を設定し、アセットから机・椅子、テント等をインポート。初めてのワールドをClusterにアップしました。

ワールドの名前を、Republic of LELEVERSE 楽しく学ぶ共和国、と名付けました。
画面共有ができるスクリーンコメント欄用のスクリーンを設置。青空教室っぽくなってきました。

Blenderで作ったくじらをUnityにインポートして、ワールドにアップしても、くじらをすりぬけてしまい乗ることができません。
コリジョンやリジットボディ等、ひとつひとついじりまくりました。
格闘は数日間におよびました。

そしてついに!!くじらに乗ることができるようになりました
乗れた瞬間、泣きました。

息子がワールドに入って、くじらに乗って遊んでくれた日は忘れることができません。

家族でワールドに入って、るるばーすの集合写真をとってみました。

るるばーす集合

無事、Republic of LELEVERSE 楽しく学ぶ共和国 のワールドを課題として提出し、NFTの修了証を頂きました。

4. Clusterのワールドでやりたいこと

子供たちと楽しく学ぶ共和国、Republic of LELEVERSEでイベントを開いたり、ともに学ぶことを実現するために、スクリーンに画面共有してプログラミング画面を写せるか、
どうやって配信したらいいのか、ガジェットや画面と格闘を続けました。

息子が先生になって、中国語の1から10まで言ってみる実験をしました。スクリーンにはパワーポイントで作ったファイルを映しました。
息子はノリノリで先生になってくれました。

さらに、ポケットサイズのマイコン、micro:bitをカメラで映しながらプログラミングの画面も映せるのか、OBSでの試行錯誤を続けました。

Unityの平面一枚だけで作ったワールド。勇気をだしてClusterで公開設定にしてみました。

学びラボのコミュニティのメンバーが訪問して写真を撮ってくださり、
大いに励まされました。

実際、Clusterのワールドに入って子供たちと何かをするには、たくさんのハードルがあるでしょう。

パソコン機器だったり、スペックだったり、Clusterをダウンロードしてアバターを設定できるか、ハンズオンのワークショップに参加するにはデュアルモニターが準備できないと作業できないかもしれない等。思いつくだけでもたくさん。

でも遊びのひとつ、学び方のひとつとして、今後もメタバースx教育の試行錯誤を続けていけたらと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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