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子どもへの関わり方は子どもに聞く。〜子どもに「どうしたい?」を直接聞くことのススメ〜

こんにちは。

先日、夫とうん年ぶりに大口論になりまして(^_^;

その時に再確認した我が家の「子育ての大原則」があるんです。

今日はそのお話をしたいと思います。

日々、親としてどうするべきか?を悩む場面は多いと思いますが、
そんな場面でのヒントにしていただけるエピソードになると思います。


そもそも口論のきっかけ

夫との大口論のそもそものはじまりは、次男ツー太の部活の試合でした。
この日、夫・長男ワン太・私の3人で試合を見に行きました。
ですが、ツー太は試合に出場することができませんでした。

ツー太は試合のスタメン(試合開始時に選ばれるメンバー)に選ばれたり選ばれなかったりで、ときには試合を通じて1度も出られないこともあります。
試合に出るか、出ないかは、当然ですがその場、その時にならないと分かりません。

帰り道、ファミレスに寄ったときのこと。
夫との口論は勃発しました。

夫は

ツー太が出られない試合、しかも本人が(親に)見に来て欲しいと熱望しているわけでもない試合を、毎回見に行くのはどうだろうか。
しかも3人という家族総出で。
ツー太は来て欲しくないかもしれない。
自分も休日にやりたいことはあるし、時間、体力、やりたいこととのバランスを考えたときに、試合を見に行くことに疑問がある。
だから次回の試合はもう行かなくてよくない?

という意見。

私は

試合に出られなかったとしても、見に行くことで子どもに伝わる愛情もあると思う。
父親として、できれば行って欲しい。
もし行かないことにするにしても、試合に出られない状況で父親が見に来てくれなくなったら「試合に出ないと応援してもらえないんだ」と思ってしまうかもしれないから、それは避けて欲しい。

という考え。

実際はこんな風に冷静に意見を出し合ったのではなくて、
お互いに感情的になってしまい、
さらに積もり積もった別案件も重なり、
一時はワン太が仲裁に入るほどの大口論になってしまったのでした。
私もファミレスで大号泣(汗)

そこで再確認した「子育ての大原則」


その後、3時間近く話し合い、至った結論。
それは、

ツー太本人がどうして欲しいか?

ということでした。

  • 親だから、見に行くべき

  • 親としての愛情を示して欲しい

  • 自分の時間も大事にしたい

  • ツー太は見に来られて恥ずかしいかも知れない・・

私も夫もそれぞれ考えがあり、お互いにそれは否定はしません。

ただ、親として大事にしたいと思っているのは

子どもがどうしたいか、どうして欲しいか。
それを尊重しよう

ということ。

この価値観を夫婦で再確認できました。

後日、思春期男子であるツー太が一番、素直な考えを打ち明けてくれるお風呂、というシチュエーションを選んで、ワン太・夫から

「試合に出れない状況で3人で見に行くことってどう感じる?」

を聞いたところ、

「試合を見に来てくれることに関しては、来てくれても、来なくても別に何も感じない。だから本当にどっちでもいい。
ただ、来てくれたのに出られなくて申し訳ない気持ちにはなる」

と言っていたそうです。

ツー太本人に聞くことで、3人が見に来ることでのプレッシャーや恥ずかしさはなく、申し訳なさを感じている事実を知ることができました。


「子どもに直接聞くこと」のススメ


私たち親は、子どもと関わるときに

  • 子どものために良かれと思って

  • 親だから○○すべき

  • 自分はこうしたい

一方的な親目線で物事を決めてしまいがちです。

それはどこかで

自分が親だから、決定権がある
相手は子ども。未熟だから親が決めてあげなくては

という思い込みがあるのかもしれません。

もちろん、

ご家庭ごとの教育方針、金銭的な問題など様々考慮すべき要因があるので、子どもに関わること、子どもへの関わり方を親が決めるのは、至極自然です。

ですが、その決定の中に
子ども自身が

  • どう感じているか

  • どう考えているのか

  • どうして欲しいのか

を、子ども本人に直接聞くことを取り入れてみてはいかがでしょうか?

そうするで「こんなことを望んでいたのか」、「こんな風に考えてたのね」が分かると、親としての選択肢も広がるし、「子どもとともに決める」ことで、「親が決めなくては」という重い鎧を下ろすことができます。


うちの子は

子どもだから分からない
子どもに聞いても返ってこない
子どもはそんなこと考えていない

なんて決めつけずに

  • ○○に対してどう感じる?いい感覚?嫌な感覚?

  • お父さん(お母さん)にどうして欲しい?

  • どうだったらいいなって思う?

とぜひ、聞いてみてくださいね。

小さい子は小さい子なりに考えているものです。
思春期の子も、話してくれそうなシチュエーションを選べば、きちんと答えてくれます。

もし仮に子どもから「そんなこと聞かれても分からない」と言われてしまったとしても
親が聞くことを繰り返さなければ、その分、考える機会が失われたまま大人になっていきます。
なので、「ほらやっぱりね」と諦めずに、「子どもに聞く」ことを繰り返しやってみて欲しいです。


子育ては自分育て

我が家ではツー太の発言を受け、夫婦で話し合った結果、次以降の試合も見に行くことになり、今回の件は一件落着です。

もしツー太の「試合を見に来られることはなんとも思っていない」という本音を知ることがなかったら、このまま夫婦の冷戦が続いていたかもしれません(汗)

親として大事にしたいと思っている


子どもがどうして欲しいか、どうしたいか。
子ども本人の意志を聞き、それを尊重する。

という大原則を再確認できたいいきっかけになりました。
(口論は正直、しんどかったけれど。。。)

子どもへの関わり方は子どもがいくつになっても悩まされ、
「子育ては自分育て」を改めて感じさせられる日々。

少しでも、今日の記事がどなたかのヒントになって、楽になりますように(^^)


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