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動き出した諸々

7月も下旬に差し掛かり、もう8月を間近に控えている。日本各地、何れの土地においても猛暑であり、それに乗じてか、世界情勢の動きもまた苛烈である。しかし筆者の想定では、これから迎える8月は今以上に激動の月となるだろう。
その様な8月を無防備に迎える前に、今週の時事分析を始めよう。

先週の時事分析において筆者は731部隊関連の情報に関する分析をしたのだが、

今週において731部隊に関する情報に動きがあった。次の記事を御覧いただきたい。

作家の森村誠一氏が肺炎で逝去された、というのがこの記事の要諦だが、重要なのは「森村誠一」がどの様な作家であったか、ということである。彼が著した本には、上の記事の題にもある通り、『悪魔の飽食』というものがあった。この著作は、731部隊のことを書き記したノンフィクションである。731部隊に関する情報の後に、731部隊のノンフィクション作家が死んだのだ。
これは偶然の一致か? 或いは、必然か?
記事を参照すると、誠一氏は肺炎で死去されたという記述がある。そして彼は90歳という高齢であった。普通に考えれば、自然死なのであろうが……。仮に一つの可能性として考えられるのは、この情報統制真っ盛りの世間において、そもそも731部隊というタブーに触れられる以上、森村誠一氏も、これまで731部隊を隠匿してきた体制側の人間であった可能性があり、著作において731部隊に関する情報操作に加担しており、それが731部隊の暴露には邪魔なために、このタイミングで殺されたのではないか、ということである。或いは、731部隊に関する「不都合な真実」の隠蔽のために殺されたか。……何れにしても、これらはあくまでも筆者の推測と憶測であるが。
だが、731部隊関連がきな臭くなってきているというのも、また事実である。今後、731部隊関連で動きがあれば、森村誠一氏の死の意味も理解されることであろう。

また、7月16日の時事分析において筆者はBRICSに於ける「金本位」通貨導入の報道があったことを記している。

今週、それについての具体的な動きがあった。次の記事を御覧いただきたい。
プーチン大統領がデジタルルーブルを導入する法律に署名-インサイダーペーパー (insiderpaper.com)
この記事はBRICSの一角を成しているロシアがデジタルルーブル(=ロシアのCBDC)を発行する法律に署名した、というものである。このデジタルルーブルは金によって新たに価値付けられた新たな通貨となるであろう。また、これはロシアのみの話ではなく、アメリカでも議論されていることであった。
テキサス州は、金に裏打ちされたデジタル通貨を金本位制に戻すことを提案しています。 (coinunited.io)
ロシアと(表面上は)敵対しているアメリカでも、同様の話がテキサスでされているのだ。この金に価値付けられたデジタル通貨は世界的なものである、と言って良いだろう。
ただし、デジタル通貨というのは、便利であるという一面を押し出されて喧伝されているものの、その実態としては、市民の資産の把握や、或いは用途の監視、そして即座の資産凍結等といった、市民への監視と統制のための道具である可能性が高い、と筆者には思われる。
余り、我々市民にとって良い話とは、言えないだろう。
そういえばロシアといえば、この様な報道があった。

これはロシア政府がICCの赤根判事を指名手配するとした報道である。これが何を意味するのか、筆者には判然としないのであるが、ICCとは、謂わばグローバリズムに於ける司法の立場である。これを鑑みると、世界の一極支配ではなく多極型の支配構造(=多極化)を是とするロシアから、現在のグローバリズムによる支配を是とする勢力への、「挑戦」ではないだろうか、と、思われる。また、これは同時に日本に対する挑発でもあるように思われる。けれども、その意味は全く不明であるため、続報を待って判断した方が良いであろう。

また、今週7月24日には、大手SNSであるTwitterが「X」となった。

これを行ったイーロン・マスクは、時折ゲマトリア数秘術を用いた暗号を、我々に仕掛けてくる。今回のXも、その一環なのだと思われる。
では、Xの意味とは何なのか?
一応Xをゲマトリア計算してみると、3つの数字が算出される。
X=300, 144, 24
x value in Gematria is 300 (gematrix.org)
この内、300のゲマトリア数秘術的意味は
①神の霊
144のゲマトリア数秘術的意味は
①選ばれた者
②新エルサレム
③信者
④信仰
⑤聖徒たち
⑥天の御国
⑦信者の大群衆

24のゲマトリア数秘術的意味は
①期待
②謎
③信頼、セキュリティ
④死体
ヘブライ語ジェマトリア: 20 - 29 の値 (billheidrick.com)
等である。
この内のどの意味でイーロン・マスクはXを用いたのか? これらを一見すれば分かるように、あまりにもXには意味が多く、容易に一義的に確定はできない。しかし、7月24日にこの発表を行っていることから、Xは24の意味で用いられたのではないか、と筆者は推測する。特に「死体」という意味は興味深い。或いは、Xと関係が深いのはアメリカの秘密結社「スカル・アンド・ボーンズ」である。イーロン・マスクは、Twitter(=X)とスカル・アンド・ボーンズとの関係を示唆しているのかも知れない。
だが、何れにしても、TwitterがXに変わったことによって起こる後の事象によって、この意味を確定させるのが良いだろう。事を拙速に急いてはならない。

以上が、今週の時事分析である。731部隊や、中央銀行デジタル通貨、また怪しいTwitterの改名騒動等、きな臭い事件が多く起きている。あと残すところ二日で、8月が始まる。
今年の夏は暑い。
そして8月に起こるであろう事件は、更に葉月を「熱く」してくれることだろう。
我々にとってそれは、恐らく冷や汗ものであろうが……。
そんな中では、是非とも情報を読み解く力が必要である。
今からでも良い。多くの情報に触れ、それを早急に身につけるべきであると、筆者は考える。

追記
筆者が本記事を投稿した数時間後、このような記事を見かけた。
さらばドルよ! インドがSWIFTに代わるシステムの構築を検討 - 2023年7月29日, Sputnik 日本 (sputniknews.jp)
やはり金融システムはこの8月で大きく変わりそうである。
また、このSWIFTに代わる金融システムは、金本位制を基本とするものであると考えられる。
何故なら、インドはこのために昨年、BRICSにおいて初めての金交換所を国内に設立したからである。
GIFTシティーにインド初の国際地金取引所が開設(インド) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース - ジェトロ (jetro.go.jp)
彼らは既に、新システムに向けて準備をしているのだ。
我々もそれに合わせて、何らかの準備を行う必要があると思われる。

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