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ポケモン金・銀レビュー


クリスタルは触れないでおく

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こちらのゲームは前作でこちらの世界はゲーム後半出るので参考に。

○ゲーム情報

  • ゲームハード GB(SGB、GBP、GBC、GBAでも遊べる)、バーチャルコンソールは3DS、2DSで配信されていた

  • 値段 3990円。バーチャルコンソールは1111円、特別版は1389円

  • ジャンル RPG

○ゲームの登場人物

  • 主人公 男性で、黄色い帽子に赤いパーカー、黄色い半ズボンと前作とは一新している。デフォ名はゴールド(金)、シルバー(銀)などがある

  • 主人公の母親 お金を預けておけば、全滅してもお金を取られずに済むいわば銀行の役割をしてくれる。しかし、ドラクエのゴールド銀行と違い、トレーナーとのバトルした賞金を自動的に一部母親に送金することも可能だが、息子の貯めた金で勝手にゲーム内アイテムを買ってしまうという有難迷惑な一面もあり、貯金って楽じゃないんだなと痛感させてくれる人物。

  •  ウツギ博士 若い博士だが、万年婚活中のたまごっちのばんぞー博士とは違い、既婚子持ちの何気に勝ち組博士。ポケモンの博士は勝ち組揃い。オーキド博士に代わり、主人公に草、炎、水の最初のポケモンを出して、いずれかをくれる。気弱で優しい性格で、ライバルに主人公が選んだポケモンに有利になるポケモンを盗まれても、怪我はなかったが、抵抗できなかった。

  • ライバル 赤髪の長髪の美少年。黒を基調とした服装をしている。最初は名前も???と名乗っており、寡黙で謎に包まれている。デフォ名は決まってないが、漫画などではシルバーが一般的。最初、ウツギ研究所で盗み見していて、話しかけると突き飛ばすという嫌な性格の男。ウツギ研究所で主人公が選んだポケモンに有利になるポケモンを盗む。ウツギ研究所で警察から名前を聞かれて、名前を設定する画面になり、警察に答えた名前がそのままライバルの名前になるという珍しい設定のライバル。前作同様に旅の行く先々で勝負に挑まれる。決して善人では無いが、弱い者を憎む傾向があり、何故か、ロケット団を群れる事しか能がない弱者と嫌う。しかし、ロケット団とは深い繋がりがある。ウツギ研究所でポケモンを盗んで指名手配になっていることやロケット団との繋がりがあるのか、前作とは違い、ジムリーダーには挑戦していない

  • ロケット団 前作で壊滅したはずの悪の組織で、サカキは既に失踪しているのに、幹部たちが新生ロケット団として、復活してしまう。

  • ジョウトジムリーダー ジョウト地方のジムリーダーで飛行、虫、ノーマル、霊、格闘、鋼、氷、ドラゴンとクリアしていく。カントーにはなかった属性がそのまま、ジムリーダーとなった。

  • ワタル 前作では四天王だったが、今作はチャンピオンに昇格している。前作では語られなかったが、正義感が強い。どこかの街でロケット団にカイリューの破壊光線を浴びせるという容赦のない行動をし、どこかやりすぎだが、ロケット団壊滅に協力してくれる。

  • ジョウト四天王 シバ以外、前作の四天王と一新して、エスパー、毒、格闘、悪の順に進めていき、負けると最初からやり直し。

  • カントージムリーダー トキワ以外は前作のジムリーダーでジョウト四天王を踏破後の2部で戦うため、順不同で構わない。2部で戦うので、前作では進化していなかったポケモンが進化している、バリエーションが増えてるなど難易度は上がっている。全て集めると、とある山に行ける

  • グリーン 前作のライバル。オーキド博士の孫息子でサカキが失踪したため、トキワジムリーダーとして就任する。前作は傲慢で主人公を見下す発言が目立ったが、前作主人公に負けたからか、そういう発言がなくなった。しかし、やはり好戦的な男。2部しか登場しないため、影は薄い

  • オーキド博士 1部の最序盤に前作同様に図鑑をくれる時にちょろっと出てきて、2部後半に研究所にいるので、今回は影が薄いが、2部のラストダンジョンに行く際は必ず研究所に立ち寄らないとラストダンジョンに行けないので要注意。

○ゲームの流れ、前作との追加点

バトルや冒険の仕方は前作とほぼ同じ。新たに100体のポケモンが追加されて、251体となった。前作から進化したり、追加点も多い。このゲームは2部構成。
1部→ジョウト地方が舞台で新規地方のジムリーダーを踏破して、四天王を倒してジョウトリーグチャンピオンになる。新規ポケモンが多いのが特徴でジョウト地方北部は寺を思わせる建造物、舞妓など和風の世界観が強い。
2部→前作のカントー地方が舞台。チャンピオンになった後、行けるようになる。従来のポケモンが多く、前作とは数年後の世界なので、前作には無かったものや逆に前作ではあったものや簡略化されたものなども多い

○基本的なシステムの追加点

  •  前作では全部一緒でごちゃごちゃだったが、道具、ボール、技マシン(秘伝もここに入る)、大切なものと分類され、出しやすくなった。そのため、道具欄のセレクトバグは一切できなくなった

  • 技やアイテムも説明が書いてあり、使用用途が分かりやすくなった。

  • パソコンもポケモンの姿が出るようになったので、どんな種を預けているか一目瞭然になった

  • ニドラン以外のポケモンの性別がついた。コイルなど一部の無機質なポケモン、伝説は性別不明の3つの性別がある。殆どは雄と雌は半々だが、御三家やイーブイのようにどっちかの性の方が多いポケモン、エビワラーなど雄しかいないポケモン、ルージュラなど雌しかいないのも存在する

  • 育て屋の卵システム。今までは育てるのが面倒くさいポケモン(コイキングなど)を進化レベル近くまで預かるだけかつ、進化レベルになっても進化はしないのでコイキングなどは技も覚えないと使いづらいことこの上なかったが、オスとメスの同じグループのポケモンを預けると卵が見つかるシステムも追加された。 孵化するポケモンはメスのポケモンの進化前の姿が基本的に生まれるが、メタモンとならメタモンと組ませたポケモン、ニドランの場合は半分の確率で雄も生まれる。伝説、ニドラン雌の進化系は卵が絶対できないし、コイルなど無機質系はメタモンのみでしか卵はできない

  • 時間機能。リアルタイムにしてもよし、時差をつけても良い。昼と夜で進化するポケモンがいたり、夜にしか戦えないトレーナー、昼にしか出ない、夜にしか出ないポケモンも登場するし、夜はエンカ率が高い。

  • 曜日機能。曜日で戦えるトレーナーやイベントがある

  • 便利ボタンの追加。セレクトひと押しで自転車などが出せるようになった

  •  条件を満たし、波乗りを習得した上体で海や川などの前になったら波乗りを使いますか?とコマンドが出て、ワンタッチで波乗りができるようになったりワンタッチで秘伝技が使えるようになった。前作はポケモン欄で波乗りしてたので地味に面倒だった。

  • ポケギア、ラジオ機能。ポケギアで親やウツギ博士(消せない)と連絡をとったり、モブトレーナー(消すことが出来、消すと連絡は来なくなる)と大半は大したことないことでかけてくるが、たまに再戦、一定のポケモン大量発生など有用な情報も聞ける。近くにいると近くで話そうと言われる。ラジオでBGMを変えたり、ゲームに有用な情報を聞くことが出来る

  • モブトレーナーもボーイスカウトとだけではなく、ボーイスカウトのタケシって具合にトレーナー一人一人に名前がついている

  • 忘れオヤジがどこかの街にいるので、それで秘伝技が消すことができるようになった。

  • タイムカプセルで前作とやり取りができる。ただし、全国図鑑No.152以降の新ポケモン、新技を持つポケモンはパソコンで預ける必要がある。前作御三家などそれでしか入手ができないポケモンも多い。持ち物は持たせても消滅しないし、前作から連れてきたポケモンは希少品を持っている場合もある

  • GBC(GBAも使用不可)のみで使える、不思議な贈り物機能もある。物語の最終盤まで行くと最後にやり取りした相手と対戦できる

  • へビーボールなど新しいモンスターボールの追加

  • 物語を進めるとそのポケモンのイベントが発生し、そこから、そのポケモンはジョウト地方をうろついて、まれにエンカ出没する伝説のポケモンもいる。

  • 銀行機能も追加。トレーナー戦で勝利したらお金を少し貯金できたり、全滅ペナのリスクも減らせるが、ドラクエと違い、預け先が母親なので、勝手に使うという有難迷惑なこともしてくれる

  • カジノのカードめくりが追加

 ○バトルシステムの追加点

  • HPの下に経験値メーターが着いている。満タンにするとレベルアップでいちいちステータス画面を見なくてもいつレベルアップするのか一目瞭然となった

  • ポケモンの属性にエスパーに強い、「鋼」、エスパーの攻撃自体無効化できる「悪」の追加。エスパー無双ができなくなった

  • ニドラン以外の性別が追加されたので、それに対する技も追加。

  • 持ち物を持たせて、ポケモンが考えて状況に応じて使うことが出来、ターンを道具で無駄になることが減った。ただし、木の実など自然物に限る。他にも持たせることで攻撃の威力が上がる、進化を止められるなど持ってるだけで効果を発揮するものもある。傷薬など人工物はポケモンは使えないため、持っていてもなんの意味がない。

  • 確率は低いがエンカでの色違いの追加。GB、GBPでもキラキラと光るので分かるようになっているが、できればSGB、GBC、GBAとカラー対応しているものでやって欲しい。

  • 既存のタイプ相性も一部修正されているので前作とは異なるので、注意が必要。

  • 新技が追加され、前作ではまともな攻撃技がなかった霊、ドラゴンもまともな攻撃技を追加された

  • 風起こし、噛み付くなどもノーマルから属性変更で、風起こしは飛行、噛み付くは悪で風起こしで草や虫に弱点をつけるようになったり、噛み付くでエスパーに弱点をつけるようになった。

  • 前作の特殊が特攻、特防に別々になった。

  • 一部のポケモンの習得技が変更

  • 吹雪や破壊光線、切り裂くなど前作で無双を誇っていた技は軒並み修正。

  • 吠えると吹き飛ばしはトレーナー戦では強制交代となったと役割を貰えたやはり、戦えるポケモンが1体しかいないと必ず失敗するし、同じく強制離脱技のテレポートは変わらず。

  • 眠りと氷も解ける手段ができたり、ターンで解けたりと弱体化した。

  • ポケルスというプラス症状も追加。低確率かつ、戦闘に勝利時の貰える基礎ポイントが2倍という嬉しい効果がある

○育成面での追加点

  • イワークやストライクなど初代では進化しないポケモンも進化するようになった

  •  前作はイーブイしか分岐進化は存在しなかったが、ニョロゾやヤドンなどは別の行動を起こすと初代での進化系以外の別のポケモンに進化する、分岐進化ポケモンも続々登場。ただし、ニョロボン、ヤドランなど初代での進化系にしてしまうと、もう分岐進化先にはなれないのでで注意が必要

  • 変わらずの石という進化を止めて育成できる。好みの進化前のポケモンをレベルアップの度にBボタンで止めるという面倒作業しなくて済むし、なかなかいないが、ユンゲラーのまま人に送りたいならユンゲラーに変わらずの石を持たれば送ることも可能になった。

  • 特定のアイテムを持たせて通信交換という新しい進化条件も追加

  • 卵に雄のポケモンの技を遺伝させる卵技を追加

  • 卵でしか入手ができないポケモンもいる

  •  懐き度も追加。目には見えないが、ゲーム中のどこかで教えてくれる人もいる。長期間連れ歩く、バトル(特にジムリーダーや四天王など顔つきトレーナー)に勝利する、毛繕いをしてもらうで増える。逆に死なせる、漢方薬を与えるで下がってしまうので要注意。それで進化するポケモンもいる。

  • 時間帯で進化形態が変化するポケモンもいる

○個人的評価

評価はS(最高)→A→B→C→D→E(最低)

  • ストーリー S

  • グラフィック(当時基準) S

  • ゲームバランスや難易度 C

  • 操作性 S

  • 世界観 S

  • BGM S

  • ゲームの面白さ S

  • やり込み要素 A

  • 総合評価 S

  • 適正価格 3000円

○良い点

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