「子どもの夢叶えますプロジェクト」は、2021年10月より四国中央市で開催されたまちづくりワークショップの参加者９名で結成した、高校生、大学生、大人の市民活動グループです。

　まちづくりワークショップは、市民自らがまちづくりについて話し合い、イベントの企画から運営まで行うことで、四国中央市への愛着を強め、将来の定住につなげることを目的に開催されています。

　子どもの夢叶えますプロジェクトでは2022 年 10 月に市内の全小中学生を対象に夢アンケートを実施しました。子どもたちが書いてくれた600近い夢の中から、協力者が現れ叶えられそうな夢を叶えています。

　私たちがこの活動を通して目指すのは「子どもの夢」と「叶えてくれる人」のマッチングによって生まれる個人と社会のつながりです。この活動が広がり「子どもの夢を、市民が叶えてくれる地域」になれば、大人も子どもも地域に愛着や誇りを持つことができますし、それが市の魅力にもなり得ます。
　そして、大人になった子どもたちが「夢を叶えてもらった地域の力になりたい」と戻ってきてくれたらいいなと思っています。

　この活動を思いついたきっかけは長女の不登校でした。彼女は小学校高学年から中学卒業までほとんど学校にいけませんでしたが、その間に、四国中央市の伝統産業である「水引」に出会い、水引アクセサリーを 作ってマルシェで販売したり、ワークショップで結び方を教える機会に恵まれ、社会とつながり続けることができました。
　それは、このような機会を与えてくださった伊予水引金封協同組合の方々をはじめ、たくさんの人達の応援の力によるものです。おかげさまで今、彼女は高校に進学し、休むことなく学生生活を送っています。
　
　長女の活動を通して、この地域の人たちの温かい応援の力を目の当たりにし、その力を多くの子どもたちに還元できないかと子どもの夢叶えますプロジェクトというプラットホームを考えました。

　現在、メンバーたちとミーティングを重ね、600近い夢のひとつひとつに向き合っています。

　学業や仕事の合間を縫ってのボランティア活動となるため、時間はかかりますが、この活動が大きな愛の力になっていくことを信じて、できる限りのアクションを起こしていきたいと思っています！

子どもたちが書いてくれた夢は、公式インスタグラムでも紹介しています。

また、メンバーのさくらちゃんがnoteで紹介してくれています。

今もありがたいことに、次々とご協力者が現れ、夢を叶えるための準備をしているところです。
たくさんの夢叶えるぞーーーーー！！