チョコレート爆弾
毎朝の出勤前のタリーズタイム。
当然のことながら私の朝の1杯は今日もアイスコーヒー。
優雅なコーヒータイムを過ごそうかな、としていたところ、店長さんが席についている私の顔を覗き込んでこられた。
そうそう、私の耳にはがっつりイヤホンが埋め込まれ、周りの音を遮断しているのだ。
声をかけていただいていたのなら申し訳なかった(>_<)
今朝、カウンター前でちょっとしたトラブル対応のお手伝いをしたら店長さんが気を遣って「試食してください」とアイスクリームをくださった。今日にちなんでチョコのアイスクリームにしてくださったそうだ。
アイスコーヒーの注文時に王様用に気持ちだけ持って帰ろうとチョコレートも購入していたので、そこからの連想だったかもしれない。
いやいや、そんなお気遣いは・・・(;^ω^)
と言いつつ、ありがたく頂戴した。どうせ今回も口から発される言葉とは裏腹に顔は「やったー!アイスだー♪」と喜びが滲んでいたのだろう。
あぁもうっ。
さて、ここで問題発生。
実は私は一人で飲食店に入るのが大の苦手なのだ。
朝のタリーズタイムは諸事情があり、最初はがんばってチャレンジしていたのだが、やっとドリンクだけなら一人でも過ごせるようになった。ところが今回は「食べる」という行為の必要があるわけだ。しかも相手はアイスだ。躊躇している時間はないのだ。
開店して1時間足らずの、特殊立地のカフェ店内なんてお客さんはほとんどいない。なのに食べることを躊躇する理由は、人に見られることが原因なのではないことがはっきりした。とすると何にひっかかってるんやろ???
さて、溶けゆくアイスを前に、こりゃいかんとスプーンですくい、ひと口。
わー、チョコ濃厚(*’’▽’’)
おいしー。
アイスコーヒーの苦さとまた違った、甘さの奥の苦さ。カカオさん、いい仕事されてるじゃないですか(*´ω`*)
独りで食べられないんだよー、なんて子供みたいなこと言ってた私は瞬時にして去っていった。
食べたね。独りで朝からアイス食べたね。アイスコーヒー飲んだね。タンブラー、カランカラン鳴ってたね。
こうして私の腹に爆弾が投下されたのだ。
あぁ、今日の私、どうなる?!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?