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【便秘】本当の原因と具体的な解説策

こんにちは、まいもです🍠

今回は“便秘“について
紐解いていきたいと思います!

体の仕組みを理解すれば
便秘になっても解消しやすく

そもそも便秘知らずのお体を目指すことができます💡



便秘の定義


慢性便秘症診療ガイドライン2017では、
便秘とは「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態
としています。


つまり
毎日便が出ているけど
・残便感
・強く力まないといけない
・便が緩い

等も便秘として考えていきます。



目指せお腹スッキリ



便秘の種類

機能性便秘と器質性便秘に分けられます。

機能性便秘は
さらに「弛緩性便秘」「痙攣性便秘」、「直腸性便秘」の3つに分けられ

器質性便秘と合わせて全部で4種類に分類されます。


つまりご自身がどの種類に分布しているか知ることで
正しく対処できるということです。




器質性便秘

胃や小腸、大腸、肛門などに何らかの疾患があり
それが原因で便秘になっている状態をいいます。

器質性便秘は医療機関の受診が必要です。
今回は疾患がない前提になりますので
こちらは省略します。



機能性便秘

自律神経のバランスが崩れ
大腸が機能不全を起こしたことによる便秘です。

食生活や生活習慣が原因で起こり
日常生活の改善で便秘も快方に向かいます。

機能性便秘は

①弛緩性便秘
②痙攣性便秘
③直腸性便秘


に分けられる



①弛緩性便秘

食物繊維の不足や運動不足、
腹筋力の低下が原因で大腸の運動機能が低下して
腸の中で長い間、便が留まることによって起こります。


該当しやすい方
・デスクワーク
・運動習慣がない方
・妊婦さん
・ご高齢の方

“便秘=食物繊維“

の印象が強いと思いますが
弛緩性便秘の場合、効果を発揮しやすいということです。


しかし、サロンメンバーの方は
デスクワークだったとしても

運動習慣はしっかりある方がほどんどあるし
お食事も整っていらっしゃるので
こちらには該当しにくいと考えます。



②痙攣性便秘

大腸の過緊張によりぜんどう運動が強くなり過ぎて
腸がけいれんを起こし、便の輸送に障害をきたしている状態です。

大腸の働きを調節する自律神経がバランスを崩すことによって起こります。


該当しやすい方
・職場や家庭でのストレスが多い方
・休むのが苦手な方
・交感神経が優位すぎる
・不眠になりやすい方

食事が問題ではなく
性格的に自分を追い込む癖がある方
こちらに該当しやすいです。


サロンメンバーの方は
こちらに該当することが多いのではないかと考えます。

頑張りすぎちゃうよね





③直腸性便秘

便が直腸に到達しても便意を催さず、
直腸内に留まってしまうために起こる便秘です。

便意を我慢したり、浣腸などを濫用したりすることで
排便のリズムが崩れた人などに起こります。


該当しやすい方
・トイレの時間が制限される方(仕事や育児 等)
・時間に追われている方
・旅行中

こちらに該当する場合、
ご自身の問題ではなく環境による原因が大きいため

改善するためには周りのサポートも必要になる場合が多いです。



種類別の具体的な解決方法


弛緩性便秘


①食事の見直し

 便の材料は
 ・80%:水分
 ・20%:食べカス・生きた腸内細菌・剥がれた腸粘膜です。


 水分はすでに
 ちゃんと摂っていらっしゃる方が多いかと思いますが(2〜3ℓ / 1day)

 ダイエット中であればお食事量自体が少なく
食べカスが少ないこともあります。



食物繊維取ってる?



 つまり
 食べる物理的な量を増やすことが大切ですが

 カロリーはオーバーしたくない…

 という方に “食物繊維“ がぴったりなのです!


 ですが
 便の形状によって食物繊維の取り方を
 工夫する必要があります。

【食物繊維】
水溶性食物繊維:水に溶ける・便を柔らかくする作用
不溶性食物繊維:水に溶けない・便を増やす作用


 つまり
 ・硬い便の場合(コロコロ):水溶性食物繊維
 ・緩い便の場合(ドロドロ):不溶性食物繊維

 の摂取を心がけることが必要です。


理想の割合
水溶性食物繊維:不溶性食物繊維 = 1:2


一例


 弛緩性便秘に該当する方は
 硬い便率が高いため、
・日頃から水溶性食物繊維を意識すること
 ・不溶性食物繊維に偏りすぎないこと

 を意識する必要があります


水溶性食物繊維の割合が質量に対して圧倒的に多いのは
“らっきょう“
苦手ではなければ、あと1品の副菜として付け加えるのがおすすめです。

つまり、食べ過ぎ注意(下痢にならないように)



②運動習慣

 便を出す時、

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