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積ん読は力なり

金がない小生にとって、ジャスコは最高の避暑地である。

しかし小生をそこから妨げる唯一のもの、それは駐車料金だ。

1000円以上の買い物で駐車が無料… 舐められているとしか思えん。

小生は金がないと言いつつも、多少のことには贅沢ができる気でいる。
牛丼に牛皿はつけるし、寿司屋(当たり前のように回っている)でも色のついた皿は二枚は取れる。
じゃあ駐車料金に対してはどうするか、それは自ずと見えてくる。

本を買うのだ。

小生は本屋に行くと、とりあえず新書の棚に直行する。
そしてそこに並ぶ、なんか小難しそうで、薄くて、文字が細かくて、変な単語が並んでいて、なんだかインテリしぐさの本を題名だけでジャケ買いする。

ジャケ買いした新書は、そのまま自室に積んでおくのが好ましい。
どうせこんなもの読みやしないんだし、難しいし、難しくて、難しいからこうして部屋と同化させておくのがよい。
そうすると、なんだか部屋のIQが高くなる気がしてくるのがわかるだろう。

本が積まれたことにより部屋のIQが高まることがわかる。

このときに注意してほしいのが、本の題名だ。
先ほど小生はジャケ買いすると書いたが、特定のワードが入った本はIQを非常に高めてくれる。「○○術」「○○録」「○○法」などがねらい目だ。
間違っても「バカでもわかる」「○○入門」などといういかにもIQの低そうな本は選んではいけない。
※「概論」はカッコいい響きだが、入門のようなものなので買わないことをお勧めする。

部屋だけでなく、似たような方法で自身のIQを上げることができる。
例えば、高偏差値の大学の近くを通ることは自身のIQを高める方法の一つである。
偏差値の高い、アカデミック(アカデミックとはなんだろう)な学生と自信の存在を重ね、同化させることで自身のIQを同化させることができるだろう。忍び込んで学食を利用したり、近くの丸亀製麺で学生と同じ飯を食うことでもIQの同化は行われる。

小生がしばしば訪れる東京医科歯科大学。ついでに歯周病も治ると信じている。

とどのつまり自身のIQを上げるためにはインテリっぽい本を買い、積む。インテリの巣窟に居座り、同化を促す。
自身を変えるには環境を買え、自身の意識を高めることである。
駐車料金で舐められないためにも、お前らは本を買い、本を積み、部屋の環境を高IQにする必要があるのだ。

検討を祈る。また会いましょう。

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