ママと不登校児の「人生」という粘着テープ
昨日の迷いに迷った混乱のnoteを書き上げて、投稿したあと。
それでもまだ居ても立っても居られず。
「鍋こわれたから、ちょっと買ってくるね〜」と屋外逃亡しました。
(ホントは鍋じゃなくて、ママの頭とココロが壊れてたんだけどねw)
どこでもいいから、一人になりたくて。
結局はあったかいミルクティーを買って、そのままコンビニの駐車場で目を瞑ってただけ。
ムスメちゃんの母子分離不安が発症して。私もメンタルが落ちて、休職して、いままでのこの2ヶ月。
私のココロの何処かの部分が、守らなきゃって思ってたわけですよ。
子どものココロを。
そりゃそうだと思うでしょ?
でも、何処かでは、『たとえ親子でも私と子どもは別な人間』っていうのも分かってて。
だから、生きてる人生は別なものであって。
親が子どもを守らなきゃいけない義務の部分はあれど、ホントの部分では
子どもの人生は、親のものではないわけで。
この離れられなくて、困っていた2ヶ月は、ママにとっても濃密すぎて。
ちょっとした呪縛がかかっていた。
私が全部から守らなきゃいけないの!?って
だから【全く想定していなかった公立じゃない、全く違う学校に子どもたちが通うかもしれないという可能性】を目の当たりにして、ママは混乱していて。
自分の頭と体から、見えない呪縛を引き剥がす作業が必要だった。
一人になって、暗いコンビニの駐車場で、電灯の光を感じながら、
ホントに頭の中で音が聞こえるくらいに。激しく。
自分にくっついていた、《子どもたちの人生》を、引っ張って、引き剥がした。
強力マジックテープのように、粘着部分を端から端まで、力を込めて。
!!ビリビリ!バリバリ!!
剥がしてやったわ・・・(泣)
その後「良い鍋売ってなかったわ〜」とつぶやきながら、家に帰り(誰も聞いてないw)
子どもたちとお風呂に入る。
小2の体の大きい息子くん(お風呂の中がキツイキツイ)に、「今日のとこどんな感じ〜?色々面白そうなものもあったね」とさらっとした風に聞いてみる。
ムスコ「良いんだけどさ〜、ちょっと遠いよね〜」
ムスメ「あそこ最高行きた〜い!スクールバスなら歩いて行くより疲れないから、そのほういい!」
じ〜〜〜ん(泣)
何もかもが、上手くスムースに進むなんて、期待しませんよ。
半年近く、学校ワードに拒否して不登校してきたんだもの。
でも、今回あそこは何か違うなって、思えたんなら。良かった。
何より、ムスメちゃんの「あそこ最高行きたい」が聞けたw
ムスメちゃん。HSCの繊細ちゃん、聴覚優位・過敏。2日間旅行すると疲れて、飛行機の中でゲボる。その後、1週間謎の発熱とかするような疲れやすい子なんです。
息子くん。ギフテッド傾向、視覚優位。多分、他の子より知識の習得スピードが早くて、他の子との時間の感覚が違うことに自分で気がついて、授業への抵抗感が強くなったんじゃないかと思ってて。
もう知っている知識なのに、宿題で反復させられることにも、意味を見いだせなくなってたんじゃないかな。
昨日見た多様化学校はオープンスペースで、脇に巨大なビーズクッションとか、ダンボールの隠れ家があって、そこで耳だけ傾けて授業を受けてもいいし。
疲れたら、自由に休めるし。
みんなより早くプリントが終わったら、別なことをしてても、怒られない空間。
(みんなと違う)って、自己肯定感が下がりまくっているうちの子たちには
フリーな自由な空間が合ってる。
いけるかな?楽しめるかな?また行けなくなるかな?
やってみないと、何も分からないよね。
私の幼少期に気質がそっくりだというムスメちゃん。そして息子くんよ。
ママも学校が苦手だったんだよ。
もし、この多様化学校に行けたら、ママが行かなかった道を歩くことになって、さらにめちゃくちゃ楽しい小中学生になったとして。
いったいどんな大人になるんだろうね。
もし、この学校も難しくって、不登校を継続したとして、その先もまたママとは全く違う人生になるね。
親の醍醐味ってそういうことなのかな?
大変だけど、ワクワクもしてる(笑)
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