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曖昧さ(しゃしん日記)

海っていいですよね。せんじつ海に行きました。

クロスフィルターがキラキラ

写真が好きな3人で、撮影をするため出かけました。
雲ひとつない青空に、トンビが飛んでいました。
獲物(誰かの食べもの)をねらいながら、気持ちよさそうに飛んでいました。

きらきらとあたたかい
かっこいい相棒

「写真が好き」という、共通点を持っていましたが、撮影スタイル、写真への向き合い方、それぞれ全く違いました。
捉え方も違う、視点も、目標も違う。
そんな三者三様の写真たち、それぞれ完成するのが楽しみです。

撮影しました。
マジックアワーがとてもきれいでした。
私は少しだけ怖かったです。
綺麗すぎて、美しすぎて、孤独感や寂しさ似た感情を持ちました。

この世には沢山の境界線があると、以前友達が教えてくれました。
彼女は文系の大学に通っていて、高卒だけど学びたかった私に、講義で学んだことを、教えてくれていました。
「境界線についての講義」については今でも覚えています。
マジックアワー、夕暮れ時、黄昏時、彼は誰時、昼と夜の境界線。
ゆっくりと日が沈み、「夜」だとしっかり認識するまでに時間がある。
この時間がもどかしくも感じるのです。
彼女が例えとしてあげる境界は、白と黒、右か左か、線を引くようにはっきりとしていた印象があります。
ただ、この様に曖昧な物もある。
この世には境界が沢山あると教えてくれました。

あいまい

「君の名は。」という映画は。
その彼は誰時がもどかしく、ゆっくりと進むことで成り立ったお話です。境界が曖昧だからこそなんです。
美しさは、曖昧さだと思います。
印象派の筆の動きのように、正解なんてないと思い始めた頃から。

私の世界はゆっくりと周り、夜が来て、気持ちのいい朝が来る。
そしてまた、退屈でつまらない日々を、写真で豊かにするのですね。

私は、毎日占いを見ます。
今日の乙女座は2位でした、「生まれて良かったと思える日」と書いてありました、そう思えたかと聞かれると困りますが、この写真たちを見てそう思わなかったかと聞かれたらそれは全力で否定します。
これは、あいまい。
あいまいでいいよ。

ふね

おやすみなさい、またこんど。

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眠れない夜に

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