はまちって中国語でなんていうねん

すえです。

この間中国人たちと、
くら寿司に行きました。

僕も彼らも大満足して
魚食って帰った、それだけの話ですが。

あいつら、すし屋に来てるの知ってて
ビーフ軍艦とかカニカマ軍艦とか、
揚げ物の軍艦とか
よーわからんやつ頼んでるんです。

邪道なんですよ。

だからあのテーブルの上にある液晶押して、
上段のレーンから高速で来るやつ
あるじゃないですか。

あれ駆使して、
純ジャパの本気みせたろか、と。

味噌汁とうどんを頼んで
大勢を圧倒したのち、
光り物とかバシバシ頼んでたんですよ。


まさに、死体蹴りですね。


んでひとしきり圧殺し、
程よいころに届いたのが

「はまち」

僕の大好物なのですが。

僕の席に置いた秒で
興味津々で『これなに?』
と聞かれたんです。




(わかんねどうしよ)と思って。






クッソ渋い顔しながら
中国語の辞書(小学館)を開くと。


辞書「ブリの稚魚やで!」

…いやいや
そうなんだけどね。

うーん


多分これは辞書の問題というより。

きっと言語同士の深さの
違いが原因だなと。

犬とか、猫とか普遍的なものは
どの国の言語にも存在するので
翻訳は困らないのですが。

どうやら『ブリ』という言葉は、
マニアックすぎて、

つまりは中国語には対応する単語が
無いということでしょうな。

言語によって、
その国民の好き嫌いがあって、

好きなものに関してはかなり細かく
単語があったりする。

日本語は魚が大好きなので
『サバ』『アジ』『マグロ』…

いろいろありますよね。

でも英語だと全部『Tuna』で
終わりですわ。

逆に中国語は料理が大好きなので。

ちらっと知っている限り、
調理方法に色んな名称があるみたいです。

“煮”…煮る
“焖”…油で揚げてとろ火で煮る
“烹”…油で揚げてさっと煮る

細かっ!

まあきっと、
常用ではないと思いますが。

結局ハマチの件は、
僕は、「鱼!(魚!)」って、
答えました。

友達むちゃくちゃ
不満そうでしたけどね。




納豆巻き食いながら。



せめて魚食えよ。




せめて魚食って
その顔しろよ。






うーんアメリカ語は
フライドポテトの揚げ具合で、
単語が分かれてたら
面白いなと思ったんですが。

日本語にありましたね。
こってり、バリカタ、粉落とし。

この国はサイコーですな。

終わり。

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