おススメ参考書:大学入試編

改めて簡単に紹介ですが、私は関東私立医学部医学科の学生です。身分に関してはTwitterの方で分かるように紹介しています。
私は中学時代は学年5位、その後県内トップの高校に合格しましたが、勉強への熱意を失い成績は急降下。卒業するときは学年ビリから2番目、全国偏差値は38でした。ちなみにですが最下位は不登校生だったので実質私がビリでした。当然、国公立医学部志望だったので浪人し、2年間勉強しました。そして合格しました。
センター試験は英数国物化地理平均8.9割。うち英数物と現代文は9割をこえていました。

その中で使えた参考書をぜひ皆さんに紹介したいと思います。
センターは来年からは変わるので、センター用は参考にする程度でお願いします。

しかしですが、私は私立医大なので、東大京大、国公立医大の合格に役立つ参考書と問題集を紹介することはあんまり立場的にできません。説得力無いですから。

ー大学入試編ー

受験レベルのおすすめを教科ごとに紹介します。一応の目安としてですが、センターは8~9割、2次試験ではMARCH、早慶、私立医に対応したレベル帯を紹介します。初級レベルなどは一部の紹介のみに留め、詳しい紹介は大学入試編ではなく、教科ごと編で紹介しますね。

【英語】

《英単語》

レベル
センターから私立医までのレベルに幅広く対応。受験用英単語帳としては文句なしの内容であると思う。

感想
私は元々は、高校の先生がおすすめしてくれた「ユメタン」を使っていたのですが、浪人2年目にこの「シス単」に出会い乗り換えました。同大の友人にもシス単をおススメする人は多く、その品質は高いと思われます。MARCHや早慶にも問題なく対応してますね。実際早慶の法学に合格していった友人も使っていました。
まあ別の私立医に合格した英単語ガチ勢は単語帳を3冊使ってましたので、余裕がある方はぜひこれ以外にも挑戦してみてください。


《英文法》

レベル
センター8割以上~私立医や難関大を目指す方に特におすすめです。掲載されている問題は少し難しめのが多いので、ある程度文法知識がないと解けませんが、その解説自体が文法書としても使えます。

感想
これホントにおすすめです。私に論理的な英語を教えてくれた予備校のK先生が唯一良いと評価していた文法書兼問題集です。どちらかと言えば問題集として使うといいかもしれません。
しかし、その解説自体が文法書としても使えて、充実した文法の知識が身につきます。
初めは問題が難しくて間違えることも多いと思いますが、それは解説で文法知識を覚えればいいだけです。

しかし、もっと簡単な初心者~標準レベルから始めたいという方にはこちらの一段階レベルを下げたものをおすすめします。⇩


もし問題集よりは文法書の色合いが強いものがよく、もっと見やすそうなザ・文法書を使いたいという方は、こちらを。これは私がいた予備校が購入を薦めていた本です。見やすくて覚えやすいですし、全解説頻出英文法1000を使い始める前まではこれで文法知識を覚えてました。十分おすすめです。⇩


《英語長文》

センター対策 ⇨ センターの過去問のみ
2次試験対策 ⇨ 赤本

でいいです。

しかし、もし長文読解のやりかたを学びたいという方はこちらを⇩

感想
私は長文読解は予備校のK先生の授業だけで勉強していたので使ってませんでしたが、同医大の友人数名がおすすめしていたので紹介します。実際に少し読んだことはあって、読みづらい文の読解や、一文が長いときの構造的読解がしっかり書かれていたので、読解が苦手という方には確かに構造理解が学べてとても良いと思います。

初心者レベルから始めたい方には同本の入門版を⇩


【数学】

いくつか目指すレベルによって違うのでいくつか紹介します。感想には不十分な点や使い方も書いているので読んでいただけたら幸いです。

《数学版辞書》

レベル
ほぼセンター用と言ってもいいですが、重要な公式がバッチリ揃っているので2次試験対策にも使えます。

感想
数学版辞書として使ってください。センター用と言っているのは、センターでは公式が大事になるからです。公式の導出方法なども詳しく書かれているので、公式の理解もできます。数学への理解がアップする良質な本だと思います。

《参考書&問題集》

レベル
青チャートシリーズはセンター、中堅大学、難関大、医大までとても幅広く対応。解説も充実しているので、数学をこれから勉強するという方にも、もっとレベルを上げたいという方にもおすすめです。万人におすすめですね。

感想
昔から多くの人に愛され支持されてきた参考書の青チャートシリーズですね。私もずっと持ってました。数学を極めたいという人でも、これ一冊をがっつりやれば十分です。赤チャートよりはこっちの方が質が高いと言われてもいますね。

《問題集(数学の練習が中心)》

レベル
青チャートと同じです。問題数が多く、基礎から応用まで徹底的に練習できます。

感想
確か学校専用で一般には出回っていないんですよね。青チャートとの併用で使うことをおすすめします。私は4STEPでわからないところがあったら青チャートで類題を見て調べるようにしてました。実はこの4STEPには書き込み式ノートというものがあって、これも一般には出回っていないんですが、その質と量がめちゃめちゃいいんですよ。数学力が爆上がりするので高校1年生以上の方なら皆に使ってほしいです。ただ、受験間近の生徒には問題数が多すぎるので合わないかもです。なのでここでは紹介しません。


レベル
早慶~私立医大レベルです。掲載されてる問題のレベルは難しめです。

感想
私が使っていたわけではなく、医大の優秀な友人が最高と評価していたので紹介します。私はこの化学版の基礎問題精講を使ったことがあるのですが、解説はとても充実してましたし、問題も分野ごとに充実してました。もちろん数Ⅲ以外もありますよ!

基礎から始めたい方にはこちらを⇩


《以下、医大生の友人おすすめの数学入試問題集》

私も名前は聞いたことあります。かなりいいらしいですね。文系版もあります。

大数シリーズは数学上級者や難関大を目指す人には有名ですよね。国公立医学部に1浪で合格した友人も使ってました。

【物理】

物理と化学に関しては基礎レベルから上級レベルまでおすすめしたいのがたくさんあるんですよね。物理の理解に重点を置いたわかりやすいとってもいい参考書もあるんですよ!今回はあくまで入試用なので、それらの紹介はざっくりでいきます。ただ、物理化学は学校で配られるセンサー?セミナー?などの教科書準拠の問題集もかなり使えますよ。
ちなみに物理の問題集は3冊紹介してますが、私は物理がほんとに苦手だったので、全部使ってました。もちろん全問題を解いたわけではないです。分野別とか、レベル別で解く問題を分けてました。

《参考書》

レベル
中級~上級者にピッタリです。基礎からの理解もできますが、物理の理解が全くできないという人や、これから始めるという方には向かないかもです。

感想
めっちゃお気に入りです。予備校の物理の先生がおすすめしてくれて買いました。ずっと使ってました。初めはエッセンスをやってましたが、それを終わらせた後に始めました。基礎からの理解もできるにはできますが、基礎編はエッセンスなどで学ぶとよいでしょう。その方が物理教室は使いやすくなります。

エッセンスはこちらになります。分野ごとに内容がまとまってて、基礎から始めるという方にはおすすめです。ただ、解説がまあまあ簡易的なので、どうしてこうなるのか?をしっかり学びたい人にはエッセンスの次に紹介する講義の実況中継をおすすめします。⇩

物理の原理や本質といった、どうしてこうなるのか?を理解したい方にはこちらを⇩ これ、隠れおすすめです。


《問題集》

レベル
ちょい上の初級~上級まで幅広く対応。

感想
物理練習用として最高です。体系物理は掲載されている全ての問題がオリジナルなので、無駄がなく必要な練習がバッチリできます。初心者でも参考書を読んでからなら良い練習になると思います。


レベル
中で基礎編と応用編に分けられていて、応用編は旧帝大上位学部を目指す物理上級者向けです。激ムズというわけではないです。基礎編は初心者には難しいですが、それなりに勉強してきた方には手応えのある良問が揃っています。

感想
物理練習用としてはとても手応えのある問題ばかりです。難関大を目指す方にはぜひ持っておいてほしい問題集ですね。私の高校ではこの重要問題集が指定でした。


レベル
初級~中級まで対応しています。

感想
このシリーズには上級者用に別に「名門の森」という問題集があります。良問の風はそのひとつ下のレベルになります。私はこの良問の風を使ってました。センターで9割以上をとるなら良問の風で十分過ぎますが、私立医大以上を目指すなら名門の森レベルができると2次試験は安心ですね。私には少し難しかった。

【化学】

語りたいことは物理と一緒なので省きます。化学も学校から配られた教科書準拠の問題集使ってました。充実してますよね~。

《参考書》

レベル
化学の本質理解をしたい方におすすめなので、レベルはありません。

感想
とにかく原理やらの情報量が多いので、化学全般の本質の理解をしたい方におすすめですし、早慶、旧帝大、医大を目指す方には絶対に持っておいてほしい一冊です。初心者に良いかと言われると疑問ですが、これ一冊で化学の知識は十分過ぎるくらい得られます。


レベル
化学の計算問題が苦手な人用

感想
面白いほどシリーズは優秀な方は避ける参考書ですが、化学の計算問題がとにかく苦手な私は浪人の初めのころにめっちゃ使ってました。普通にわかりやすかったです。計算けっこう得意になりました。


《問題集(全般用)》

レベル
標準~上級者向けですね。

感想
化学の問題全般を練習したい方にはこちらをおすすめします。教科書準拠の問題集だけじゃ物足りないという方はぜひ使ってみてください。
阪大薬学部に現役合格した友人も使ってました。


《問題集(私立医大用)》

レベル
私立医大を目指す方にピッタリです。

感想
私立医大を目指す方にはおすすめです。私は私立医の2次対策用に使ってました。掲載されている問題も私立医の問題が中心です。解説と問題の質がとても高いです。


《問題集(有機化学)》

レベル
標準~上級用。

感想
私立医以上を目指してる方で、有機化学の問題がたくさん載ってる問題集を探してる方はぜひ取り組んで見てください。すっごい練習になります。まじで鍛えられます。


《問題集(有機化学の構造式)》

レベル
有機化学の特に構造式を理解したい方や苦手な方用。

感想
私は構造式が超苦手だったのでこれめちゃめちゃ使ってました。徹底的な理解に努めたい方にはまじでおすすめする一冊です。


【地理】

地理はセンターでしか使わなかったので、センター用です。地理は以下で紹介する以外にも教科書とか使ってました。地理はその年度までの正確な情報を手に入れることが大事です。センターの対策としては過去問を10年分、追試も含めてやってましたね。

こいつは毎年更新されるので絶対最新版を買ってください。そんなに中身変わらないですけどね。どこが変わるのかもよくわかりませんし笑


感想
地理に関しては面白いほどシリーズがおすすめです。情報もしっかりまとまっててほんとにわかりやすいです。


以上です!英語や数学の細かい紹介は次回の英語、数学個別編で紹介します!






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