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遂に【とろたくの法則】を発見!

 知っている人は知っている、知れば虜になってしまう「とろたく」は回転寿司でも食べられますが、店によって味わいが少しずつ異なります。味の違いを決める要素は2つあると思っていて、1つは「とろ(鮪)」、1つは「たくあん」です。今回は「とろ」に関して発見したことがあるので発表します(笑)。

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 100円回転寿司とグルメ回転寿司の中から有名なお店をいくつかピックアップしたところ、くら寿司以外は全てとろたくかそれに準じたものを提供していることが分かりました。主役を張るネタではなくとも根強い人気があることの証明ですね。

 面白いのは、100円回転寿司は揃って「"とろ"たく」ではなく「"まぐ"たく」と表記していることです。人気の中トロや大トロは全て握りで使うために、「まぐたく」にはトロではなく赤身を使用しているのでしょうか。はま寿司には例外的に「とろ」が使われていますが、期間限定メニュー(3/4現在)なので常時販売はしていないようです。

 このことに関して、私の参加している寿司コミュニティの方々とも話してみたところ、一時期話題になったネギトロ=アカマンボウ(マンダイ)説を念頭に置いて、「これは"本当の"まぐろですよ」と明示しているのではという意見が出ました。なるほど、安いが故に疑われることも多い100円回転寿司ならではの考察だと興味深く聞きました。

 対して価格設定に余裕のあるグルメ回転寿司では全て「とろたく」が存在していて、仕入れと原価にかけられる余裕を感じます。税率や仕入れ価格によって少しずつ上昇していますが、200円~500円と幅のある価格設定がされています。

 余談ですが、「ねぎとろ」の「ねぎ」=葱ではないことはご存じでしたか?刻んだ白葱や浅葱を添えられた状態で出てくるのが紛らわしいですが、これはネタにできない細かい身を取り出す行為=「ねぎとる」から派生した言葉です。

 以上のように、とろたくには100円回転寿司とグルメ回転寿司の間に分かりやすい違いがありました。たくあんの塩味と食感を合わせるなら「とろ」を使った方が美味しいと思いますが、果たしてどうなのか、いつか食べ比べの記事を書こうと思います。

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