萩元直樹|サステナブルタウン代表

サステナブルなまちづくりの専門家(協働・共創、SX、SB開発、DEIB、やさしい日本語…

萩元直樹|サステナブルタウン代表

サステナブルなまちづくりの専門家(協働・共創、SX、SB開発、DEIB、やさしい日本語、ローカルイベント学、人財育成など)/元公務員(小平市、都オリパラ局)/元東京2020組織委員会/ https://sustainabletown.wixsite.com/official

マガジン

  • サステナブルなまちを育むnoteマガジン

    サステナブルタウンでは、地域の環境・社会・経済にとって最良の選択ができる人とまちを育む支援をしています。サステナブルなまちづくりの考え方を少しずつ情報発信していきます。

  • empublicで作成・関連したnoteまとめ

    株式会社エンパブリックにおいて、私が作成したり、関係した記事をまとめています。サステナブルなまちづくりに必要な考え方の参考になると思いますので、ぜひ、ご一読いただければ幸いです。

  • ローカルイベント学

    まちづくりやビジネス、市民活動など、様々な活動領域において問題解決の手段として「イベント」が行われています。しかし、より効果的に実施できる方法がたくさんあります。 このマガジンで、イベントで更なる実績・成果を出すための考え方の整理やノウハウの習得ができます。 著者は、これまでに数百の大小規模のローカルイベントをプロデュースし、世界最大のイベントであるオリンピック・パラリンピックにも東京都・組織委員会・市役所の立場で携わってきました。 皆さんのイベント活動にお役立ていただければ幸いです。

最近の記事

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【完全版】Unlearnを学びほぐす ーアンラーンの必要性はもっとかんがえあうとよいー

まちづくり活動やソーシャルビジネスに取り組む皆さんに問います。 「あなたにとって他者と関わる上で最も大切な心構えは?」 あなたなら、どのように答えますか? 私は、それは「学びほぐし(アンラーン)」だと常々考えてきました。なぜなら、これらの活動は、多様な人々の関係性から成り立つものであり、だからこそ、相互学習(互恵的な学び合い)を最も根本の原理とするものだからです。お互いに教え合い、学び合う。その関係性において、自分の考え方や学び方に固執していては、教育的相互作用が十分に働く

有料
380〜
割引あり
    • 人類の永遠の問い"Well-being"(後編)~サステナブルタウンを目指して~

      ウェルビーイングについて、特にまちづくりの視点から前編・中編・後編の3つに分けてお伝えしています。 後編のテーマは、「サステナブルタウン」です! サステナブルタウンとは私が目指す「サステナブルタウン」とは、地域に暮らす一人一人が環境・社会・経済にとって最良な選択を見つけられる”サステナブルな地域社会”です。 環境・社会・経済の調和 サステナビリティの業界では、環境・社会・経済をトリプルボトムラインと言います。とはいえ、トリプルボトムラインなどという専門用語や3つの要素

      • 人類の永遠の問い"Well-being"(中編)~サステナブルタウンを目指して~

        ウェルビーイングを基軸とするまちづくり。 これはとても壮大なテーマなので、前編・中編・後編に分けてお伝えします。 人類が問い続けてきたウェルビーイングの意味を、特にまちづくりの視点からnoteにまとめていきます。少し難しいお話ですが、これを読んでいただければ、ウェルビーイングの本質的な理解をお手伝いできると思います。 SDGsの文書名と位置づけご存知でしょうか? SDGsの正式な文書名は↓のとおりです。 Transforming our world : the 2030

        • 人類の永遠の問い"Well-being"(前編)~サステナブルタウンを目指して~

          ウェルビーイングを基軸とするまちづくりは、既にグローバル・スタンダードとなりつつあります。 2030年に達成期限を迎えるSDGsの次なるグローバル・ゴールとも言われています。 実際に、2010年代後半から2020年代前半にかけて、「ウェルビーイング」という言葉をとても多く聞くようになってきたと思いませんか? ただ、残念ながら、「サステナビリティ」や「ダイバーシティ」と同様、ウェルビーイングの深いところはなかなか理解が広がっていません。 人類が問い続けてきた意味をお伝えしてい

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          6本

        記事

          食の多様性への配慮【ローカルイベント学vol.5】

          2010年代に世界から多くのゲストが訪れ、たくさんの飲食店を利用していく中で、多言語対応の取組も加速しました。そこでは、優れた多言語対応のノウハウやツールも生まれました。 一方、地域でイベントを主催するときはどうでしょうか? 飲食を提供することも多々あるのがイベントです。しかし、そこに大きな危険性や大きな可能性があると私は思います。 本noteを読んでいただくことで、食の多様性について一通り理解できます。そして、だれでも利用できるような食の情報提供を行うことで、ローカルイベン

          食の多様性への配慮【ローカルイベント学vol.5】

          「ローカルイベント学」の体系(出版企画書)【ローカルイベント学vol.0】

          書籍を出版したい動機と概要私は、小平市・東京都・東京2020組織委員会において、常にイベントを企画・運営する担当者でした。高校生から継続してきた自治体研究、大学で学んだ政治学・行政学、さらに、公務員4年目で学んだ社会教育がベースとなり、地域や外部から評価される取組を多分野にて数多く生み出しました。 公務員時代に異なる3分野において全国的な注目を集めたのは、「イベントの力」が私にあったからです。私が立上げに関わった活動の多くはレガシーとして市民や職員によって継続・発展されてい

          「ローカルイベント学」の体系(出版企画書)【ローカルイベント学vol.0】

          ~要求課題or必要課題~魚を与える!? or 魚の釣り方を教える!?【ローカルイベント学vol.4】

          「授人以魚 不如授人以漁」という中国語があります。 書き下し文は、「人に授けるに魚を以ってするは、人に授けるに漁を以ってするに如かず」です。 直訳は、「人に魚を与えることは、魚の取り方を教えるのに及ばない」となります。 分かりやすく言うと、「貧しい人に魚を与えれば、その人は、その一日は食料に困らないだろう。しかし、魚の捕り方を教えれば、その人は一生食うに困らない。」となります。 想像してみてください。ここにお腹を空かせている他人がいます。 彼を本当の意味で助けるのには

          ~要求課題or必要課題~魚を与える!? or 魚の釣り方を教える!?【ローカルイベント学vol.4】

          未来の社会に責任を果たす存在に

          これまでに3000人以上のインタビューを発信し続けてきたRe・rise News(リライズニュース)さんより、インタビューの機会をいただきました。 リライズニュースさんは、まだ注目されていない原石のような方も含めて、様々な分野で活躍されている方をご紹介するメディアです。 夢を問いかけるインタビュー私のインタビュー動画はこちらからご覧ください。 最初のご質問で「夢」を問われました。 夢って、大人になればなるほど問いかけられることは少なくなってきますよね。 私は、夢を持つこ

          未来の社会に責任を果たす存在に

          【REPORT】富士山外国人登山者のためのやさしい日本語

          富士山外国人登山者と日本語で話すためのプチセミナー ~信仰と芸術の世界文化遺産を大切にしてもらうには?~ 2023年は、富士山が世界文化遺産に登録されて10周年です。 富士山の開山前に、外国人登山者への対応をする山小屋や登山ガイドの方をはじめとする方々に向けたセミナーを行いました。 静岡県多文化共生課主催によるチャレンジングな企画です。 やさしい日本語の研修・イベント(令和5年度)|静岡県公式ホームページ (pref.shizuoka.jp) やさしい日本語を活用した①

          【REPORT】富士山外国人登山者のためのやさしい日本語

          日本初!一歩進んだ社会教育士のための協学・共創コミュニティ

          日本初!一歩進んだ社会教育士のための協学・共創コミュニティ「スタラボ」を2023年7月1日に立ち上げる予定です。 スタラボは、社会教育士(主事)取得後の「実践的な内容」に特化し、社会教育士の各分野での飛躍的な活躍と価値向上を目指した「学び合い」と「活動」の場です。 会費の一部を活用して、メンバーへの仕事を作り、稼ぐ社会教育士への支援も行います。皆さんの参加をお待ちしています。 ■このコミュニティについて(概要)社会教育士または社会教育主事を取得した人が、産官学民の現場におい

          日本初!一歩進んだ社会教育士のための協学・共創コミュニティ

          学びの客体から主体へ【ローカルイベント学vol.3】

          講座・セミナー・研修などにおいて、一番大切な「役割」は何でしょうか? それは、「学びの客体から主体へ」という意識・行動の変容です。 それは、課題を「自分事」として受け止めたときに起こります。このアウトカム(成果)を生み出せない講座、あるいは生み出すきっかけとならない講演会などは、主催者側(講師等も含む)の力量不足とも言えます。 ご興味持たれた方、ぜひ「いいね」していただければ励みになります。「いいね」が80個溜まったら次の記事を書きたいと考えておりますので、モチベーション

          学びの客体から主体へ【ローカルイベント学vol.3】

          イベントの類型 トリガー事業&レガシー事業【ローカルイベント学vol.2】

          私は、東京2020大会に東京都職員・市役所職員・組織委員会職員という3つの立場にて携わった唯一の経験を持っています。東京2020大会では、まちづくりの考え方・スタンダードが更新されました。 今回は、イベントの分類の考え方について、少し紹介いたします。 ご興味持たれた方、ぜひ「いいね」していただければ励みになります。「いいね」が60個溜まったら次の記事を書きたいと考えておりますので、モチベーションアップにご協力いただければ幸いです(^^) なお、東京2020大会は最大規模の

          イベントの類型 トリガー事業&レガシー事業【ローカルイベント学vol.2】

          机の並べ方【ローカルイベント学vol.1】

          地域を育む「ローカルイベント学」について、少しずつ情報発信していこうと思います。今回は「会場づくり」のうちの1つ「机の並べ方」について。 ご興味持たれた方、ぜひ「いいね」していただければ励みになります。ローカルイベント学について書くべきことは100を超えます。「いいね」が50個溜まったら次の記事を書きたいと考えておりますので、モチベーションアップにご協力いただければ幸いです(^^) ワークショップ会場のあるある皆さんも体験したことのあるはずの配置例として、まずこちらをご覧

          机の並べ方【ローカルイベント学vol.1】

          どこまで登っている?住民参加のはしご

          まちづくりに関わる皆さんに絶対知っていてほしい! 「1つのスケール」を紹介します。 行政職員も市民も企業も団体も公的機関も、参加・参画・協働・共創といったことに関心のある方はぜひ押さえておくと便利です! (行政職員向け)こんな経験ありませんか?私は公務員時代に市役所にて3つの課を経験しました。そのどこでも同じ経験(↓のイメージご参照)をしました。 「まちの主役である市民と共に」と思い、市民の参加・参画・協働を進めようとしたときの担当者と管理職のイメージです。あくまでイメー

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          官民共創によるオープンイノベーションを考えよう!

          【東京都主催「官民共創によるオープンイノベーション実践イベント」動画公開のお知らせ】 2022年12月末に登壇したパネルディスカッションの様子が公開されました。 ■第一部オードリー・タンさんの講演 ■第二部パネルディスカッション  ➔モデレーターとして登壇   登壇者:宮坂 学 さん(東京都副知事)       関 治之 さん(コード・フォー・ジャパン代表理事)       安岡 美佳 さん(ロスキレ大学准教授) ■第三部ワークショップ(2Days)※記録なし  ➔企画・ファシリテーターとして登壇 パネルディスカッションは、宮坂副知事をはじめ著名な方々が集まり、30分という短い時間の中、私が進行させていただきました。 パネリストの皆さんがたくさんの実践をされてきた中、官民共創やオープンイノベーションについて大事な心構えや考え方など、かなりコアな話をしたことに物凄く意味があると思います。 小さな一歩ですが、官民共創やオープンイノベーションが当たり前になるためには、本イベントのような機会や各地での取組がますます必要だと心底感じたところです。 弊社サステナブルタウンでは、都道府県や区市町村、企業様等のワークショップやパネルディスカッション等の企画・運営・ファシリテーション等々をサポートしております。 10数年経験してきた行政・民間・市民の中間にたったまちづくり活動やソーシャルビジネスの調整を得意としております。 ぜひ、お仕事のご依頼・ご相談等いただければ幸いです。

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          「社会教育士(文部科学省)」を知ってもらいたい。

          私は、「学びの力でより良い社会づくりを目指す活動を行う専門家」として、様々な分野において、たくさんのまちづくり支援を行ってきました。 なぜ、多分野で取り組めるかというと、私には以下の知見の蓄積があるからです。 ■協働・共創の仕方 ■イベントプロデュース ■プロジェクトマネジメント ■コーディネート ■ファシリテーション ■ワークショップデザイン 等々 そんな基礎力を高められるのが、文部科学省の「社会教育士」です。 2020年に、全国で活躍する人の中から3人がプロモート協力し、❶福祉 ❷防災 ❸観光・多文化共生の文脈で、プロモーション動画やWEBサイト記事が作られました。 ▼文部科学省 社会教育士プロモーションサイト https://www.mext.go.jp/a_menu/01_l/08052911/mext_00667.html 個人的には、極寒の中ブルブル震えながら、新国立競技場の前のファイブリングスのモニュメントの前で動画撮影したことを思い出します(笑) 撮影にあたり、たくさんの方々にご協力をいただきました。御礼申し上げます。 ★やさしい日本語ツーリズム研究会 事務局長 吉開章さま ★ジャパン・ショッピング・ツーリズム協会 代表理事 新津研一さま ★株式会社エンパブリック 代表取締役 広石拓司さま ★NPO法人フィリピノナガイサ 理事・事務局長 半場和美さま ★日本青年館『社会教育』編集長 近藤真司さま ★国分寺市もとまち公民館 主事 石田智彦さま ★国分寺市民の皆さま(ワークショップ参加者) ★小平市民 モハメド・シャミムさま ★小平市民 出口宙伯さま ★アートデザイナー 深沢コージさま また、文部科学省の皆さま、動画制作者の株式会社オーサワコーポレーションさま、どうもありがとうございました。 https://www.youtube.com/@HirokiOhsawa 撮影から2年以上が経ちましたが、これまで講演の機会などに「社会教育士」のことをプロモートしてきました。 肌感覚として、かなり多くの方が興味・関心を持っていただき、私の周りで実際に取得された方も増えてきました。 社会教育という言葉を聞くと重たく感じてしまうかもしれませんが、社会において学びが介在する活動すべて社会教育といいます。例えば、イベントも、企業研修も、NPO活動も、放課後子ども教室やPTAも・・・ サステナブルなまちを育むために「学び」の力は必要不可欠。 もし、こういった活動の基礎力を磨きたいという方がいらしたら「社会教育士」おすすめです!

          「社会教育士(文部科学省)」を知ってもらいたい。

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