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「ローカルイベント学」の体系(出版企画書)【ローカルイベント学vol.0】

書籍を出版したい動機と概要

私は、小平市・東京都・東京2020組織委員会において、常にイベントを企画・運営する担当者でした。高校生から継続してきた自治体研究、大学で学んだ政治学・行政学、さらに、公務員4年目で学んだ社会教育がベースとなり、地域や外部から評価される取組を多分野にて数多く生み出しました。

公務員時代に異なる3分野において全国的な注目を集めたのは、「イベントの力」が私にあったからです。私が立上げに関わった活動の多くはレガシーとして市民や職員によって継続・発展されています。

しかし、公務員の業界では、イベントに対する知識がないまま担当者となることが多く、前例踏襲での実施や、基礎のない個人的主観による実施が目立つ状況です。大きな問題です。

公務員にとってイベントの実施は、
❶公務員が自ら企画・運営
❷市民団体や民間企業へ委託
❸市民・団体・大学・民間企業などと協働

という3タイプがあります。
委託や協働の際に、適切な仕事ができるようになるためには、自らが企画・運営する力を身につけることが必要です。その力が不十分であるために、ステークホルダーを困らせている公務員を数多く見てきました。

そういった状況を目の当たりにし、「ローカルイベント学」としてまとまった知識を得られる本があることで「全国の公務員の仕事の質をサポートしたい」と思いました。

また、市民社会においてもイベントは数多く実施されます。大学等の高等教育民間企業においてもローカルイベントを行うことが増えてきました。
そのため、「産官学民の視点で読んでも参考となる本」、さらには「産官学民のハブとなる本」として執筆したいと考えております。

そこで、まずは公務員関係者の視点でローカルイベントが得意になれる本をまず出版することから、まず始めていきたいと思います。
「市民社会のローカルイベント学」や「地域共創のためのローカルイベント学」など、対象やテーマを絞って書くこともできますが、公の仕事である公務員のイベントを考えることが一番の基礎になると思うからです。
ご協力いただける出版社様からのご連絡をお待ちしております(申し訳ございませんが、自費出版の営業等はお断りいたします)。また、ご助言やご意見など、応援いただける方もぜひご連絡お待ちしております。

■萩元直樹 プロフィール
サステナブルタウン代表/株式会社エンパブリック所属/株式会社USP JAPAN所属/一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会所属/元自治体職員(小平市役所・東京都庁)/元東京オリンピック・パラリンピック組織委員会職員(選手村マネジメント)

❶ 協働・共創によるワークショップ等3000コマ以上を運営、多くの新規イベント立上げ、47団体を立上げ。また、ローカルイベントだけでなくソーシャルイベントや世界最大のメガイベントまで経験。
❷ 社会教育、オリ・パラ、観光・多文化共生の異なる3分野の取組において、全国的な注目。
❸ 2012年より本格的に全国各地のまちづくり活動支援をプライベートにおいて実践。各地域の課題に応じたプログラムを一つ一つ組み、講師・ファシリテーター・コーディネーターを多数務めてきた。
❹ 2012年より日本青年館『社会教育』などの専門誌への論文・記事を執筆。代表作は「2019年~2021年に開催される国際メガスポーツイベントによる社会教育の活性化」(55か月連載)
❺ 公務員・地域社会におけるイベントの運営の代表的資格「社会教育士(文部科学省)」プロモーション協力。
  https://www.mext.go.jp/a_menu/01_l/08052911/active/active-03.html

プロフィール

■タイトル案(対象を公務員としたバージョン)               
A案 まちを育む公務員のローカルイベント学
B案 公務員のためのローカルイベント学
C案 ローカルイベント学の基本が全部わかる本
 
■この企画をひと言でいうと?
公務員がイベントを行うときの最強ガイドブック
 
■ハッシュタグをつけるとしたら?
#公務員 #まちづくり #地域づくり #市民協働 #官民共創 #住民主体 #事業企画 #事業構想 #ワークショップ #コミュニティデザイン #講座 #講演会 #展示会 #体験会 #音楽会 #交流会 #文化 #スポーツ #まつり #フェスティバル #フェア #ツアー #地方創生 #地域活性化  など
 
■企画のポイント1(この本が読者に提供できること)
公務員は、課題解決の手段としてイベントを行うことが大変多くあります。しかし、効果的に実施できているとは言い難い状況です。この本で、イベントで更なる実績・成果を出すための考え方やノウハウの習得を提供できます。
 
■企画のポイント2 そのために具体的になにを、どう伝えるか?
イベントをより効果的に実施するために必要なまちづくり・地域づくりの基礎的な考え方について、ポイントを絞って伝えます。イベントは様々なタイプがあるので、基礎的な運営方法は「講演会(単発)」と「講座(連続)」のケースで伝え、ワークショップ、パネルディスカッション、展示会、体験会、フェス(お祭り)など、その他のイベント形式はポイントを絞って伝えます。
 
■企画のポイント3「この本にしかない強み」
「ローカルなイベントの専門書」の唯一無二となることです。
 
■想定読者
公民館にフォーカスして書く場合❶のみですが、❷❸❹の視点でも学ぶことのできる本になります。
❶ 広域自治体・基礎自治体・外郭団体イベント担当者

(文化、スポーツ、高齢者福祉、障がい者福祉、国際交流・多文化共生、環境、防災、観光、公園、政策、総務、人事、都市計画、公共施設マネジメント、市民協働、生涯学習、公民館、図書館、博物館、美術館など)
❷ 市民イベント担当者
(サークル、ボランティア団体、市民活動団体など)
❸ 民間イベント担当者
(個人事業主、NPO法人、一般社団法人、公益財団法人、民間企業など)
❹ 学校教育イベント担当者
(教員、学生、コーディネーターなど)
 
■構成・項目案
以下のとおりです。出版にあたって応援・ご協力をいただける方を募っております。何卒よろしくお願い申し上げます。
なお、企画を公開するリスクはありますが、「これを書ける人は他にいない」という自信と、リスクの懸念よりも可能性への期待に懸けたい思いを持っております。

はじめに

1章 イベント担当者になったら

2章 イベントとまちづくり

3章 イベントの企画と計画

4章 イベントのプロモーション

5章 イベントの準備と運営

6章 イベント終了後の作業

7章 イベントの評価

8章 イベントの継続

9章 いつでも・どこでも・だれでも参加できるために

10章 イベントがひらく未来

おわり


 ご覧いただきありがとうございました。皆さんのご意見や私の実践などを踏まえて、今後も「ローカルイベント学」の情報はアップデートさせていただきます。ぜひ、応援いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

2023年 12月末

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