見出し画像

つづきはつづくよ、どこまでも。

本日は、小説のすゝめ。

いつだか、

小説を読むことで感情やふわっとした概念の言語化が可能になるという話をしたけれど、

一方で、こんな声も聞こえてくる。

「なんでわざわざ読書を通して言語化するの?」

「自己啓発本や論文でダイレクトに言語化してもらえばいいじゃない」

あー。その気持ちはわかる。

わかる、でもちがうのよー。


小説=物語。

したがって小説に限らず
物語という形式を持つ全てのもの___映画、演劇などなど___に
言えることなんだけれども、

小説(物語)のいいところって、

追体験できるところ

なのです。

(追体験というのは、他者を経験することや共感、感情移入っていう言葉にも置き換えられるかな)

じゃあ、なんで追体験できるからいいの?

それはですね、

追体験して沸き起こった感情や発見した事柄は、
説教や自己啓発本よりも、
はるかに自分自身の記憶に残るし
深く心に刻まれるからです。


私は、ここにとても価値を置きたいと思ってるし、

この魅力にみんなに気づいて欲しいとも思ってる。


はい。以上、小説のすヽめでした。


おまけ

1人の人間が(小説家、映画監督、脚本家など)

物語形式で本心を語るこの回りくどさが、

何よりも、何よりも大切なのです。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?