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「どうしても譲れない」ことを原体験から深堀りしてみた話。

本当にやりたいことよりもどうしても譲れないことが自分を動かす

最近、自分史の振り返りや棚卸しを改めて言葉にする中で気づいたことです。

本当にやりたいことって結局よくわからないって迷子になってる方も多いんじゃないでしょうか。

でも、どうしても譲れないものならこれ!というものがきっとそれぞれにあるはず。

今日のnoteは、どうしても譲れないことを深堀りして、気づいたことを書きたいと思います。

どうしても譲れないものは、子どもにおかえりが言いたい

わたしのどうしても譲れないことは、子どもにおかえりが言いたいということ。

なぜ、こんなにも譲れないのかを深堀りすると、見えてきたことがあります。

わたしの母は、子どもにおかえりを言うために早朝5時から夕方までフルタイムで働いていました。

どうしても父だけの収入では足りないから、仕事をしないといけないことから、「朝と学校から帰ってきてからだったら、お母さんにいてほしいのはどっち?」と聞かれた記憶があります。

2歳下の妹と「学校から帰ってきてから」と答え、母は働き方を変えました。

小学生なので、帰宅後すぐに遊びに行くことも多かったですが、帰ってきて「おかえり」「ただいま」を交わすことで微妙な子どもの変化に母はいつも気づいてくれました。

「学校でなんかあった?」

この一言から、どんな小さな変化にも気づいてくれて、いつも見ていてくれているという安心感を感じ取っていたのだと思います。

言葉にはうまくできていなかったけれど、子どもの変化に気づける親になりたいという想いが根底にあったことに気づきました。

そして、母から受け取ったものを今度は自分の子どもに渡したい。

子どもって心配かけたくないとかで思っていることを1%も言えないからこそ、近くで見ていることを知ってほしい。

わたしが、子どもにおかえりが言いたい理由であり、譲れないことだと気づきました。

自分のライフスタイルに合わせて働き方を柔軟に変える母の影響

母は、「仕事だから」という言葉を子どもに対して口にしたことがありません。

自分が家族とどんな時間を過ごしたいのか。
どんな関係を築いていきたいのか。
どんなライフスタイルがいいのか。

それを中心に働き方を考えていました。

子どもが小学生、中学生までは、朝5時からのフルタイムで働き、高校生になってから、9時-18時のフルタイムの仕事に転職しています。

そんな家族やライフスタイルに合わせて働き方を柔軟に変えてくれていた母は、「自分の生活中心に仕事を選ぶ」と話していました。

「大切なのは家族だから」

自分が大切にしたいことはなんなのかを軸に、人生の取捨選択をする母の影響を受けているのだろうとも思います。

人それぞれ大切にしたいものや心地よい家族と仕事のバランスを取りながら、選んだことを正解にする力が大切なんだと思ったのでした。

まとめ

今がんばっていること、叶えたいことの目的は何でしょうか。

それは、幼少期の原体験の中に眠っているんじゃないかと思います。

なんとなく、違和感を感じたり、モヤモヤしたときは、譲れないものを深堀りしていくとスッキリするかもしれません。

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