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令和初日に平成最後の日常に線を引いてきた。

令和最初の朝

穏やかな朝
穏やかな代替わりの瞬間。

昨日が今日になって
4月が5月になって
火曜日が水曜日になった。
たったそれだけの事なのかもしれないけど
「線を引く」って
空気が一新する気分です。

つい先日のこと
昭和に生を受けた親父が平成最後の月に他界しました。

天皇家だけではない
これも代替わりの瞬間
世代交代を感じざるを得ない瞬間で
無造作に線を引かされた気分でした。

親から子へ

子から孫への命の継承

いつの世にもある時代の移り変わりが
いづれ来るとはいえ
我が身に降りてきたときはさすがに
穏やかではありませんでした。

親父とは生前さんざん喧嘩してきました。
そんな喧嘩相手のボクだけが家族で唯一
親父の最後を看取ることができ
ボクの手の中で呼吸を落としました。


あれだけ騒がしかった親父の
弱々しく吐く息を見ていたら
涙が枯れるくらい溢れてくるんです。

その心境は今でも続いているんですけど
親父が安心して新しい場所に行けるのか
気になっていたので令和の初日にいわゆるそういうところに行って
確認してきました。


結果はボクの想像していた答えと違っていて
安心どころか
いつも側で見守ってくれていて
親父には感謝の言葉しかないです。

時代の節目に
むしろ節目があるからこそ気付くことがあり
日常に線を引く「区切り」
今までと同じ1秒、同じ時間の概念であっても。
ボクにとって大きな「区切り」になりました。

新元号にはこれからの希望を託し
ボクもこれを境に新しい世へ歩んでいきたいと思います。

ありがとうございます!お気持ちは寄付させていただきます。