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#225 【雑感】賃金上げれば生産性が上がると思ってる岸田氏に伝えたいこと

税収が過去最高とのことです。


税金というのは我々が集団で生きていくために必要なことを、代表してやってくれている人に対してただ支払うものなのに、なぜこんなにも底なし沼のように増えていくのだろうか?

どこかで誰かが、
本来必要ない金必要以上の金を享受しているとしか思えない状況に、子供たちの将来も不安でしかありません。


一方で岸田氏は増税の対策として企業側に賃上げを要求しているようですね。要は税金になる金をもっと国民に与えよ、と。


これについては正直なところ全くピンと来ていなくて、公人の思惑と現場の肌感との何とも気分の悪い乖離について少し整理してみました。

同年代ぐらいで、同じような感覚の人ってどのぐらいいるのだろうか?



■今ココ

ある程度 社歴が増えてくると年収の伸び率ってのはそれなりに鈍化してきます。正確に言うと求められる成果が大きくなってくるため、若いころと比べて上がりにくくなる、といったところです。

まぁこれ自体は当たり前の話なのであって、過去の経験とあくなき自己研鑽によってそれに立ち向かっていくわけですが・・・


とある段階から、累進課税の影響を猛烈に感じるようになりました。

要は苦労して苦労して増やした賃金の、そのほとんどが税金になって消えていく感覚です。


一方で、
昇格昇給をきっかけに責任範囲は格段に広くなり、精神的苦痛や肉体的苦痛は得た賃金以上に感じるようになります。
最近ではコンプラやハラスメントの矢面に立たされることも多くなりこの苦痛はどんどん増えていると言えます。


こうなってくると人間とは弱い生き物ですから、当然こんな思いが芽生えてきます。

頑張るだけ、損じゃね?? 岸田。そう思わないか?



■本音

するとですね、情けないですけど、でも確固たる本音として
年収下がっても(取られる税金も下がって)手取りとしてはあまり変わらないからもう頑張るの止めよう。

ってそんな気持ちになるわけです。


自分で言っておいてなんですけど、こんな社員がいる会社の生産性なんて向上しませんよ。

日本って先進国の中で圧倒的に生産性が低い国だと言われてますけど、これって企業の努力不足でも社員のモチベーション不足でもなんでもなくって、国が率先してそういう仕組みにしてるんですよね。


で、岸田氏は賃上げを要求しています。
本当に気づいてないんですかね。賃上げしたところで伴って税金が増えるだけで、僕らからすると特に何も嬉しくないんですよ。



■使いみち

とはいえですよ、
搾り取られたと感じる税金ですら、それなりに社会に対して意味を成していると感じられるならまだいいですよ。

しかし実態は圧倒的に不可解。


バカな身内には甘く、金のばらまきこそが外交だと振る舞い、公金を堂々とむさぼる国政のシステムは見て見ぬふりをして国民に負担を強いる。

岸田氏が首相になってからよりそう感じるようになった気がします。
これはある意味すごいことです。




東京五輪でどれだけの金が無心されていたかが可視化されました。
マイナンバーのシステムはまた多額の税金で作り直すのでしょうか。
社会保障費は本当に困っている人たちではなく、役場の窓口に行って「払え!」と脅迫した人がもらえる仕組みです。これは直らないのでしょうか。



賞与明細を見るたびに、
自らの頑張りよりも、会社の貢献度よりも、まず税金の多さに目が行ってため息が出てしまうようではあまりにも悲しすぎます。





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