すずき あつこ

株式会社Starting point 代表取締役/能力開発・組織開発コンサルタント。本…

すずき あつこ

株式会社Starting point 代表取締役/能力開発・組織開発コンサルタント。本来備わっている能力を引きだし、組織を成長させる構造変革をサポートしています。コンサルティング13年目。1,000名以上、106社に携わってきました。ポテンシャルだらけの個人と組織が大好きです

最近の記事

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わたしについて

はじめまして、株式会社Starting Point代表取締役のすずきあつこです。 「お仕事依頼」用に、経歴や実績を一部まとめてみました。 「人と組織の行動を科学する」をテーマに 人と組織の成長をサポートしています。 個人では、多様な年齢20代~50代。社員として組織で活躍されている方、フリーランス、経営者まで、各々の個別課題に応じたコーチング、コンサルティングが得意です。 組織では、数十名~数百名までの成長フェーズ。顕在化している課題から潜在的な課題を扱い、現場によりそっ

    • 都市部での子育て

      地下鉄での移動中、階段の踊り場で立ち往生しているお母さんがいた。大きなベビーカーに乗っている子どもは、ギャーギャーと奇声を発している。どうやらお母さんは、階段の登り降りに力付きてしまった様子。子供の月齢とベビーカーの大きさをみると10kgは、ありそう。子育ては、ちょっとした移動もかなりのハードワークです。母親の様子を察知してか⁈子どもは、さらにギャン泣き体制に突入モード。 「降りるの?上がるの?」と声をかけてみた。すると、困り果てた顔がパッと安堵の表情に変化した。 ヨイシ

      • 炎のゆらめきと心のうごき

        炎のゆらめき 炎には、ずっとみていられる不思議な魅力がある。 小さな頃、家の庭で枯葉を集めて焚火をした記憶がある。(田舎ならでは、のエピソード。いまの住宅街では、できないですね。)近づき過ぎてビニールの靴が溶けてしまい、大騒ぎになった。  いまでも足に火傷が残る。炎に魅了されたのか?焼き芋が気になっての行動だったのかは、定かではない。(芋の説が濃厚です) 幼き頃は、信心深い祖母の影響が強く、日本の神々の話しやギリシャ神話に夢中になった。 日本の火の神ヒノカグツチは、

        • 新米リーダーがストレスやプレッシャーを乗り越える方法

          お元気ですか。StartingPointの鈴木敦子です。 この春から、チームのリーダーになったり、部下を持つことになった方がいらっしゃると思います。リーダーを任されることは、誇らしい反面、プレッシャーも感じますよね。 今回は、リーダーが感じやすいストレスやプレッシャーを乗り越える方法をご紹介します。 ストレスは成長のチャンス!? リーダーって、やっぱり大変です。 自分の仕事だけをやれば良かったときと比べ、仕事を任せたり、部下を教育したりといった役割が増えます。ときには、

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        わたしについて

          簡単!思考トレーニングで夢の実現に近づこう

          お元気ですか。StartingPointの鈴木敦子です。 今回は、考え方の視点や行動の選択肢を増やす「思考トレーニング」をご紹介します。 小学生のチャレンジと3次元アリ 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、13年ぶりに宇宙飛行士を募集したニュースをご存じでしょうか。これに、宇宙飛行士を夢見る福井県の小学生が応募しました。 応募資格を満たしていないために選考外となりましたが、小学生のもとにはJAXAから将来へのエールやアドバイスが書かれたメールが届いたそうです。満面の笑

          簡単!思考トレーニングで夢の実現に近づこう

          「他人が怖い」ときの対応法を考える

          お元気ですか。StartingPointの鈴木敦子です。 今回は、人と接するときに感じる「怖さ」について、その理由と向き合い方を解説します。 コミュニケーションで感じる恐怖やモヤモヤ…。その正体は? 自分自身はふつうに話しているつもりなのに、相手からキツい反応や素っ気ない返事が返ってくる。または、お願いごとをしたり、意見を伝えることに緊張してしまう。 このような体験をしたことがある人は、多いのではないでしょうか。 実は、他人が怖いと感じる背景には不安があり、その不安

          「他人が怖い」ときの対応法を考える

          70歳のあなたは、どんな仕事をしていますか?

          お元気ですか。StartingPointの鈴木敦子です。 今回のテーマは、「ライフサイクル」です。 定年は65歳へ。ずっと働かなくちゃいけないの? 2025年4月から、定年制を採用している企業の定年が65歳になる予定です。さらに「定年70歳」も検討されているとのこと。 つまり、「定年まで一生懸命働いて、老後はのんびり…」というスタイルは、過去のものになりつつ。 人が生まれてから生涯を終えるまでを、「ライフサイクル」と言います。 発達心理学では、次のようなライフサイク

          70歳のあなたは、どんな仕事をしていますか?

          キャリアにモヤモヤ。転職しようかどうしようかー自身を見直すチャンスをいかす

          お元気ですか。StartingPointの鈴木敦子です。 転職しようかな、どうしようかな?と迷ったときは、自分の興味関心を見つめ直すチャンスです。私が、ご相談を頂くときに注意していることは、単に所属先をどうするかという視点で話を聞かないことです。 根源的な自己欲求、能力や才能を定義する。過去よりも未来の自分の姿を具体化していきます。そして、どんな環境でもやっていける自己信頼を高め、やりたいことが最短で実現可能な環境がどこかをを話しながら見いだしていきます。すると、意外と今

          キャリアにモヤモヤ。転職しようかどうしようかー自身を見直すチャンスをいかす

          成果と報酬のバランスが崩れているのか?早期・希望退職募集をする企業がここ数年増えている現状

          StartingPointの鈴木敦子です。 上場企業による、早期・希望退職募集の話題を見聞きすることが増えました。 いっぽうで、ハイパフォーマーほど外で活躍できる機会も生まれています。 今回は、企業の早期・希望退職募集の背景とその課題について解説します。 黒字企業も募集!? 上場企業による、早期・希望退職募集の状況 東京商工リサーチによると、2021年の上場企業の早期・希望退職者募集人数は、72社、1万4505人に達したそうです(同年10月末までのデータ)。 202

          成果と報酬のバランスが崩れているのか?早期・希望退職募集をする企業がここ数年増えている現状

          「思う」もいろいろ

          「思う」とおりの現実になる 現実は、思っているとおりになる。 思ってそうしようと動くからあたりまえ。 でもね。 思っているけど,そうならないと言う人もいる。思うだけで動いてないとか、思っているのとは、違う方向に動いているようにみえる。 「思う」ことが抽象的で具体的になっていない。具体にすることが怖いとか抽象的だという認識がない場合もある。 思ったことは,本当にやりたいことじゃなく単なる比喩にすぎないこともある。 「思い」に脳が支配されてるから、自分では気づきにくい

          「思う」もいろいろ

          他人軸を捨て、セルフイメージを高めよう

          お元気ですか。StartingPointの鈴木敦子です。 今回は、「セルフイメージ」がテーマ。 セルフイメージとは、言葉の通り「自己認識」や「自分自身のイメージ、印象」のこと。 しかし、他人軸で生きていると、セルフイメージがズレてしまいがちです。 セルフイメージがずれると、自分の本当の力が生かせません。セルフイメージのズレを整えて、自分にフィットするセルフイメージをとらえる方法を考えていきましょう。 セルフイメージのズレ。他人軸で生きていませんか? 進路やキャリアを

          他人軸を捨て、セルフイメージを高めよう

          組織の課題を正しく見つける方法-コンサルやツール導入だけでは組織が改善しない理由

          StartingPointの鈴木敦子です。 今回のテーマは、「組織の課題」。 「問題と課題の違い」と「組織に起こりやすい課題」を解説します。 組織の問題が解決しない理由 ー「問題」と「課題」の違いを知る 問題とは、目指すゴールと現状との間にあるギャップのことです。組織には、成し遂げたい目標や目指す方向があります。経営層やマネジメント層は、「組織がいつ、どのような状態になっていることがベストか」を考え、目指すゴール地点へ向かって、組織に資源を投資していきます。 このとき「

          組織の課題を正しく見つける方法-コンサルやツール導入だけでは組織が改善しない理由

          「空を飛ぶとどうなるのか?」やってみてわかること

          空に酔いしれる 「空」飛んできました 「酔う」とは、正体をなくすさまとか、あることに心が奪われることを表す 昨日は、お客様の今年の心残りにお供させていただいた。 お客様の心残りは「空を飛ぶ」こと。生きているうちに「いつか」やりたいと思っていたリスト。未完了を消す活動です。 いつものように軽快に「できることは、サッサとやりましょうよ」と声をかけ、ご一緒に3800mの遥かなる上空を目指しました。 そこは、栃木と群馬の県境 準備物は、保険証に申込書に何が起きても責任は、問

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          史実にもとづく物語ーMINAMATA-を観てきました

          衝撃でした 自分の知識の浅さと感心の低さを感じずには、いられなかった。中学の公民の教科書にでてきた「日本4大公害」のひとつという認識。九州を訪れることもありますが、今回の映画がなければ、いまでも遠いかなたの記憶ストックに埋もれていました。 本作品は、日本における水俣病の惨事を世界に伝えたアメリカの写真家、ユージン・スミス氏の日本での取材を描くヒューマンドラマ。1971年から1974年の3年間にわたり、水俣で暮らしながら公害に苦しむ人々の日常と、闘いの日々を撮影した写真家の

          史実にもとづく物語ーMINAMATA-を観てきました

          記憶と感情

          記憶と感情 昔、お世話になった方を想う お世話になったなぁと実感がともなうときは、自分が大変な時でもある。 辛さや苦しさ、戸惑い、理不尽さ、憤るあらゆる感情を総動員してもあまりある。そんな体験の渦中は、ひとりでは、困難なことに遭遇しているからこそ「大変」という言葉が出てくる。 「よく乗り越えたなぁ」 あの時の自分に「良くやったよね」「頑張った」とエールをおくる。当時のことを思い返すと色んな人にお世話になったことが思い出される。苦しさを乗り越えられたのは、1人じゃなかっ

          memo1004 コーチング・ゴール設定の解像度についての考察

          興奮状態が続いている。 昨日のバンジーチャレンジの余韻がじわじわとカラダ中にひろがっている。体験から得られた考察をまとめてみたり、友人に話すたびに「高揚感」「効力感」「達成感」などの複雑な感覚。それらが、カラダに満ちていくのを感じています。 ひとことに集約すると「楽しかった」という言葉になります。「楽しかった」という言葉には、あらためて色々がつまっているなと痛感しました。 友人に「楽しかったわ」とひとことで表現すると「その何がどう楽しかったのか?」を聞かれて困ってしまい

          memo1004 コーチング・ゴール設定の解像度についての考察