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It`s your stereotyping? 固定観念って?

この人はいま嘘を付いている。

と思う事がある。人生の端々でそう思う機会に誰しも遭遇するのではないだろうか?「嘘はついちゃいけません!」子供はそう教わるが大人になってみると、社会はなんと嘘だらけなんだろうと気付くものである。

嘘を付かれたときは大体、私は苦笑いしてやり過ごしている。明らかに嘘と分かる場合が殆どだし、牽制されてるんだなと分かるからまあいいかなあと・・気にしない。しかーし!牽制され続けるという状況は勿論!本当は良くなーい・・!

競合同士で偽情報を流し合うパターンもある。社会人生活を送る中でたまに、不毛というか徒労というか遣る瀬無い気持ちになる・・。嘘だと分かればいいが、たまに分からない大人もいるもんだ。

最近はフェイクニュースが大量流出しており、何が正しい情報なのか見極めが一層困難な世の中になっている。

トランプ大統領なんて芸人みたいに面白おかしく、史実上からしても明らかな誤情報を平気で喋る。最早フェイクニュースの帝王か?「歴史学者も学校の先生もビックリするってもんだ!歴史がひっくり返った?」世界各地で混乱を生まないかちょっと心配になる・・。

「国民には正確な情報を!お金をかけて裏取りしてますから誤情報なんて出しません!」という主張の元に動くメディアのジャーナリスト達からは当然敬遠される。真実よりも感情(情熱)を大切にしよう!「Post-Truth」という言葉すら生まれた。必死にやり過ごしてる感たっぷり? なかなか新手で斬新な発想であるとは言えますがな・・。

インターネットが現れてから、フェイクニュースの取り締まりは更に難しくなった。口コミレベルの噂話がインターネットで大量拡散されてしまっている現状だ。

そういえば、私が思い出した印象に残る嘘。
確かIT上の技術的な内容(全然大した事なーい!ライトな問題 )だったと記憶する。聞いたときは「うーんー大人げないなあ。」と思ったもんだ。

数年後に「やっぱり嘘だったじゃーん!」それはフェイクニュースだったという事実が立証されたのであった・・というか「単なる固定観念だったじゃんか?」という結末に落ち着いたのである。鈍臭そうな鈴きのですらなんとなーく一応は気付いたもんだ。勝ち誇るようなモノでもないですけど! 鈴きのの事だから別なボロが出たりして・・? 苦笑

※固定観念 → それは人間が各々持つ思い込みの事である! 

ここで・・自分ゴトから展開し客観的に俯瞰視してみる。幾つかの問題を孕んでいる。

未知なるものに人間は「不可能」「無理」であるという固定観念を信じ易い。

また・・その深層心理を利用し、富や地位を独占する為に情報をオープン開示しない傾向すら人類には脈々とある。悪気があって嘘を付いているパターンもあるって事?勿論!その逆の悪気が無いのに固定観念を信じるあまり故に。結局嘘になっちゃう不可抗力パターンもあると思うけれどさ・・。

「僕たちがベストだ!もうこれ以上の発見や発達なんてあり得ない!」と周囲の追従を許すべからず!と嘘を付きがちになるのは「人間の本性」である、と。人類は認めてしまうべきなのだろう。おそらくきっと。

皆さま気付いていたかしらん?信念があるならば周りに何を言われても「挫けちゃいかーん!」と励まそうか。

◆テクノロジー(エネルギー開発技術)の発展◆

確か朝日新聞で見かけたのだが、ドイツのエネルギー担当大臣がインタビューで「私たちはエネルギー開発の固定観念を克服してきた。不可能だと言われていた風力水力発電などの再生可能エネルギー比重を全体の4割に拡大する事に成功した。」と答えている。

そうなのである。モノの道理問題としては考えるならば。成せばなる?不可能と決めつけない方がいい?捻り出せば何とか大体の問題は解決してしまうのか?欧米のスノッブやリベラル達の間では「あらアナタ!固定観念を捨てられない人ね!」「時代遅れだよ!古臭い!」と冗談めいて茶化し合う文化がある模様。


◆アインシュタイン◆

お勉強がてら20世紀の天才科学者に焦点を当ててみようと思う。

アインシュタインの相対性理論は未だ論破されていないらしい。彼を超える天才は未だ現れていない。

アインシュタインは、ドイツのウルムという街で生まれた。ウルムは数学が盛んで、住民全員が数学者という都市伝説すらある。

アインシュタイン家は電気事業を営んでいた。ユダヤ人迫害が始まりナチスが猛威を振るい始めた時代。兵役を嫌がったアインシュタインはたった3マルクでドイツ国籍を捨ててしまったのだとか。(※日本円にして300円ほど。)にしても「国籍」って安かったんですなー?(後にスイス国籍を獲得。)

因みにアインシュタインはニュートン以来の天才と謳われている。

◆科学と芸術の平行線◆

アインシュタインはどちらかというと、科学者界隈では「芸術家」タイプの学者と呼ばれていたらしい。一般の科学者ではとても太刀打ち出来ないマエストロ。固定観念を覆すかのような「あっ!」と驚く着眼点の素晴らしさも賞賛されている。美意識ある視点も特徴なようだ。「相対性理論」でノーベル賞を受賞。アインシュタインは史実上、全科学者のトップに立った。まるでボクシングの世界チャンピオンみたいだ。挑戦者が現れても全て防衛に成功。

「発明」にも美意識というものが要求されるのだろうか?

全くもって繋がらないテーマのようだが、最近のテクノロジー開発発明の王様「アップル帝国」を築いたアップル社製品からは狙いに狙ったデザイン戦略を感じる。際立って目立つ美しさが無ければ、Macやiphoneはここまで大人気を博さなかっただろう。

賞賛されるデザインというものは、いついかなる時も人間の直感や熱狂に働きかける存在なのではないか?

世界で一番売れている女性ファッション誌米「VOGUEアナ・ウィンター編集長をして「最大の発明はアップルよ。私たち編集部(オフィス)のあるブルックリンは第2のシリコンバレーを目指しているの。」と目標にされているくらいなのだから最早ファッション(アパレル)を超越した存在にすらなってしまった!と言っても過言ではない。

「発明」には何かとデザイン性を重視したスマート性、合理性をも求められている気がする。

今回の日刊かきあつめのテーマは「テクノロジー(技術)」である。

発明とイノベーションを繰り返すこのワードを語るならば・・。「テクノロジー」とはファッション(流行)のような捉え方と大凡近い感覚を持ち合わせている。テクノロジーという存在自体ファッションだと言える。高い服が売れにくいという最近の流行はそのせいだったりして?ついつい見た目のいいガジェット製品に高いお金出しちゃうよね?最新のスマートフォンとか・・?持ってるだけで格好良く見えるもーん!アップルCEOスティーブ・ジョブスなんてスーツ着てるのみた事ないしなあ・・。

人々の熱狂を惹きつける凄味あるモノ・・は、外見も内面も全て行き届いて美しく合理的なる「スマート」なのである・・おそらくMaybe・・。

◆フェイクニュースとサイバーセキュリティ◆

最後に「嘘」問題に立ち返って「固定観念問題」を締め括ろう。

「あー嘘つかれちゃったなあ」と思った時・・まあ仕方ないわけなんですが。牽制とかカワイイ嘘で終わる話だったら、まあ、まだいい話。

しかし昨今。各国ではサイバーアタックが大流行りのようで。自分たちの気付かないところで個人のサイバーセキュリティが侵される危険性が指摘されている。サイバーアタックは一般人にとっては全く気付かないが、実は毎日行われているとアメリカのニュース週刊誌は報道する。フェイクニュースやSNSなどを介して、人知れずサイバーアタックが行われ、選挙活動や自分の身の周りの身近な昇進にも影響する事があるらしい。「えっ?マヂ?まさか?嘘でしょ?ちょっと怖い・・。」皆さん、心持ち気を付けましょう。

今回のかき集めのテーマは「テクノロジー」なので、google関連本を読んでみたところ、シュミットCEOも「これからは個人情報をいかに守っていくか?サイバーセキュリティ問題に各々個人でも注意を払うべきだ。イタチごっこになるだろう。」と主張していらっしゃいます・・。MY個人情報が広く世界に晒されてしまっているわけだ。従来の安心感たっぷりという意識の「固定観念」・・が覆されてしまう。一体どう防御したらいいのですかね?とお悩みは尽きないが・・。

最近、鈴きのは自分の周りでも増えたフェイクニュースにうんざりし、病み上がりということもあるのだが、隠遁生活のような暮らしを送っている。その真っ最中だからなのか?尚更、そう言った動きをストレスフルに感じ易い気がする。ま。狸オヤジを気取る事もある「おじさんおばさん」鈴きのですから、自らフェイクニュースを流してる時もあるか?・・んなもんで、極端に被害者ぶるのもどうかっちゅう話で・・私としては悪意ある嘘は付いていないとは思うんだけどなあーと悩んだりする・・ううむ。自信ないっす・・堂々巡り(苦笑)

嘘を付くにしても。オトナに嘘を付いて頂きたい!ってもんだああ!

ある程度は民主主義の切磋琢磨的解釈でもいいのかもしれないが、あまりにも度を過ぎた場合は最早公害とすら言える。営業妨害?

嘘付きだらけの汚い大人の世界にも、もうちょっと合理性やらスマート性が流行ってくれるといいんだけどなあ。そうそう美しいデザインを生み出すみたいにね

他人のふり見て我が身を・・って諺がのしかかりますね・・ HaHaHa!!!


— 完 —

出典:
・「量子革命」マンジット・クマール
・「第五の権力」 エリック・シュミット ジャレッド・コーエン
・「OZ」 樹なつみ

・「NewYork celebrityStyle」
・「Newsweek」


→ ※オマケ: 白泉社の人気コミック。樹なつみさんの「OZ」。ティーン時代にどっぷりハマっておりました・・。核誤爆が起きて氷河期を迎えた後の瀕死の世界が舞台。天才科学者がバイオドロイド(人造人間)を大量生産。科学技術が悪用されないよう秘密ミッションの指示を受けたフィリシアと傭兵ムトーたちが活躍するすったもんだのアクションストーリーなのです。スケールが壮大でスタイリッシュな画風が印象に残る・・。AIや不老不死と言った問題を扱っていて今でも新鮮!誰か実写化してくれないかなあー!私は勝手に映画化向きと思ってます! 鈴きのの年齢バレるなああ・・VIVA!おばちゃん大喜利!?

TextBy:  SuzukinoAyako(鈴きの彩子)

編集:アカ ヨシロウ →



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