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私はありとあらゆる女の子たちの感情を書くために生まれてきたのだと思う。

私の書く詩やエッセイは、女の子の目線のものが圧倒的に多い。それも、クラスで目立つような女の子ではなく、教室の隅にいるような女の子を描いたものが多い。

参加している"文学フリマ"というイベントでも、"迷える少女の保健室"というサークル名を付け、少女が中心の作品を販売している。

私のこの文学の才能は、ありとあらゆる女の子のことを書き綴るためにあるのだと、私は信じている。

学校を休んでいたあの子、お母さんと2人で暮らしているあの子、インターネットで知り合ったあの子、バンドマンに捨てられたあの子、自殺配信して死んでしまったあの子…。

恵まれてばかりでは無い、美しいばかりではない女の子たちのことを、私は書き留めておかなければならない。なぜか分からないけれど、まるでそれが私の生まれてきた理由かのように強くそう思う。

世の中の女の子がみんな幸せに働いて恋愛して結婚して生きていく訳ではなくて、日の当たらないところで、ひとりぼっちで踏ん張って生きている女の子だっていると思う。私はそういう女の子たちの絶対的味方でありたいと思うのだ。

とても時間はかかるけど、いつかきっと"あなた"のことを私が書き綴るから、どうか人生を諦めないで欲しい。"あなた"が主人公になるお話をきっと書くから、"あなた"の心を貫く言葉をきっと書くから、どうかその日まで生きて待っていて欲しい。


自分の書いた言葉を本にするのがずっと夢です。