【短編小説】ババアtheソフトグライダー 飛翔編
それから不死身の戦闘機はボロボロになりながら幾度もの出撃に耐えて沢山の戦果を上げた。
滑り台から飛び立ち、ブランコを躱し、砂場に不時着しながらもダンゴムシやカミキリムシと闘った。
俺のソフトグライダーは世界一のソフトグライダーだった。
しかしそれほど夢中になって遊んだソフトグライダーも、成長と共に遊ばなくなり、遂にはどこにあるかも分からなくなってしまった。
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