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リアルなファッション(冬のパリ編)

ネットや雑誌で伝わりきれてないファッション事情を少しお話しします。

パリの冬もなかなか寒いです。
緯度では日本の北海道より北なので、東京よりはるかに寒いイメージ。

僕がパリのレストランで働いていた時の話し。
冬になるとお店入ると僕らサービスの人間がコートをお預かりするんです。
鞄を置いてもらって、コートを脱ぐ手伝いをして差し上げる。

するとついタグを見ちゃうんです。
肌触りがいいなーって思うと、一流ブランドのものであって一人で納得してました。

皆さん、レストランにはオシャレして出かけるんですよ。

仕事を17:00-18:00くらいに終わらせて、一度着替えに帰宅して、カフェでその日のメンバーと合流するまでAperitif(食前酒)を飲んで待つ。
19:00-20:30くらいに揃って、21:00に予約していたレストランに入る。
ゆっくり食事を楽しんで24:00くらいに退店。日本では考えられない時間の流れ方ですねw

話しを元に戻しますね!
その上着を預かる際によく見たのが名だたるヨーロッパ系のブランドより、

POLO Ralph Lauren
UNIQLO

...なんですよ!
ビックリしましたw

だって日本で「フランス人は英語を理解してても、敢えてフランス語でしか対応しない」って
散々聞かされていたんです。
それくらい自国フランスにプライドを持っている人たちが、

アメリカ
日本

のブランドを着てるなんて。。。

そーいえば街中にもアメリカ系ブランドのショップは人気でした。
POLO Ralph Lauren以外にもVANS, NIKE, Converse, TOMMY HILFIGERだったり。

「なんだ、結構好きなんじゃん、アメリカ🇺🇸のこと」

これは特に義務教育に英語が加わった世代の方達には顕著でした。

義務教育で英語を学び、英語への抵抗感がなくなり、アメリカの音楽を聴き、ファッションとグルメを取り入れてきたからですね。

ここでも音楽・グルメ・ファッションの密な関係性を感じることができました。

パリ郊外のアウトレットモールに行くとPOLO Ralph Laurenなんて大きな店舗を構え、
入場制限までかけられ、店頭には長ーーーい行列まで作っていました。

さすが、POLO Ralph Lauren

東京だけでなく香港やハワイでも店舗は大きいし、いつでも混雑してるのを見ると
世界で愛されてるブランドなんだなと思います。

パリでのUNIQLOは日本より少し高級なイメージです。
価格も日本円や物価に直しても2倍くらいの感覚。
それでも日本で見る以上に「インナーダウン(ベスト)」を着用してるんです。

シンプルで合わせやすく機能的な点、さらに親日感情が購買に繋がってる感がありました。

もしかしたらフランス人のカッコに憧れてる方がいるとしたら、UNIQLOやPOLO Ralph Laurenを取り入れた方が早いかもですよ!


最後まで読んでいただきありがとうございました。
かなり独断と偏見が混ざった内容です。

実際、ヨーロッパブランドは洗練されてて良かったのも確かです。

Sandro
Burberry
A.P.C
Fusalp
Saint James

どれも素敵でしたよ。
日本は多種多様なスタイル、価格帯、店舗数があって、それもまた素晴らしいです!

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