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「ブランディング」は「価格競争」も「品質競争」も「差別化」も不要にする


「ブランディング」って何だ?

ブランディング。

誰でも知っているのに、ちゃんと説明できない言葉No.1 。エセインフルエンサーが「セルフブランディング」なんて言葉をひけらかしたせいで、胡散臭いものと誤解されてしまっている可哀想な言葉。

「ブランディング」は顧客の信用が十分に蓄積され、信用商売を行える状態にあること。あるいはその状態を作っていくための活動。下世話な言い方をするなら、「エビ売れ」状態を作ることだ(2007年当時)

エビ売れ、Appleマニア、シャネラー…。熱狂的なファンは比較をしない

エビ売れ。2007年の流行語。

当時の人気モデル・蛯原友里さん(エビちゃん)が身につけた商品やCMキャラクターを演じた商品が飛ぶように売れた現象。

他にも、Appleマニアとか。

Appleマニアの人たちは、ついこの間、新しいのを買ったばかりなのに、新しいiPhoneが発売されるとまた買っている。いくら、「最近のAndroidは良いよ」と言っても全く耳を貸さない。眼中にない。

シャネラーもしかり。

服のデザインなんて気にせず、棚の端から端まで大人買いしちゃう(笑)

こういう状態になると強い。その人が勧めるものなら一も二もなく買ってしまう。自分が信頼する人(会社)が勧める商品だからという基準だけで、商品やサービスが選ばれ、売れていく。

顧客との強固な信頼関係。一種のファン心理。顧客の「推し」になる。それが傍から見ると、異常とも言える熱狂的な心理状態を作っていく。ここに、商品の品質、価格、他社との比較なんて基準が入り込む余地はない。だって、他に選択肢を持たない人たちが買っているんだから。

小規模事業者のブランディング。スモールブランディング

こういう話をすると、「うちは大企業や有名企業じゃない。そんな人気者とは違うよ」と尻込みする人が出てくる。絶対出てくる(笑)

でもね。

僕は中小企業の経営者や個人事業主の方、まだ何者でもない人たちこそブランディングに取り組んだ方がいい、いや、取り組むべきだと思っている。

ブランディングは自分たちの商品の良さ・商品の価値を正しく伝え、ファンになってもらうための活動だから。大企業だろうが中小企業だろうが関係ない。全ての事業者が取り組んでいく必要がある。

良い商品を発売すれば誰かが見つけてくれるはず。話題になって売れるはず。

「誰か」って誰?「話題になる」っていつ?他人に下駄を預けて何かが起こるの?ただ待っていたって、白馬の王子様は迎えにきてくれないよ。

だから、自分から仕掛ける。ブランディングに取り組んでみる。まずは行動してみましょうよ。


「そんなことを言ったって、何から始めたらいいかわからないよ!」という、そこのあなた。ヤマダまで連絡をください。一度お話しをしましょう。

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