古い自己を脱ぎ捨てる。

変容するためには、古い自己を脱ぎ捨てなければならない。
さなぎが脱皮して蝶になるように。

なりたい自分、ありたい自分が今の自分と違うなら、
今の自分を脱ぎ捨てないといけない。

今までの自分のアイデンティティに縛られていては、
変容できない。

役割が変わったなら、
古い役割と、自分のアイデンティティを脱ぎ捨てないといけない。

プレイヤーからマネージャーに役割が変わったのならば、
プレイヤーとしての成功体験や自己像は脱ぎ捨てて、
マネージャーとしての自分をつくりあげていかないといけない。

今までの自分のアイデンティティを脱ぎ捨てるのは、
今までの自分を否定するかのようで寂しいし、難しい。
でも、そうしないと変われない。

むしろ、アイデンティティを固定化して考えない方がいいのかもしれない。
アイデンティティなんて、その時々で変わるものなのかもしれない。
常に一貫した同じ自己、なんてないのかもしれない。

その時々、置かれた状況やいっしょにいる人にあわせて、
違う自分が自ずと引き出される。
そんな風に融通無碍な自己像を持っていた方がいいのかもしれない。

固定化した自己イメージ、アイデンティティを脱ぎ捨てる。
自分が決めた自己イメージに縛られない。
自分で自分を勝手に縛り付けない。
かつての自分、かつての成功体験に囚われない。
別に一貫してなくていい。
こんな風に自己像を捉え直してみたい。

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