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カクヨム4年目にして運命は交差する

 表紙にもあるように、2020年のこの日、僕は何でもない「Ayanami」というアカウントから、「綾波宗水」という名前に変えて、小説投稿サイト「カクヨム」で小説の執筆・投稿を開始した。

 当初から多くの方に感想をいただけただけでなく、他のカクヨム作家さんや公式から表彰していただく機会もあったりと、励まされながら精進できる環境があったことは、今でも幸運の筆頭に挙げられる。
 少し前に、その感慨についてはカクヨム近況ノート「カクヨム8周年、僕も間もなく4周年」に記載してあるので、これを期に幾つかの近況ノートもよろしければお読みいただきたい。

 noteを始めてからは、有料に設定してみたこともあった。正直に明かすと、そこまで購入した読者が多い訳ではない。
 だがその時分は、今みたいにnoteフォロワーが30名を越していなかった上に、そこまでスキもつかないこともあったので、購入がそれぞれ数名あるだけでも有難いと思っている。
 商業としての執筆として、近況ノートでも少し触れたことがある話題がひとつある。
 「ヴィジュアルアーツ」という企業をしっているだろうか。名作「Kanon」や「AIR」などなどを生み出した「Key」のいわゆる親会社といったものか。
 そのヴィジュアルアーツで編集補助に応募したことが一度ある。流石にシナリオライターは畏れ多く、そちらを選択したのだが、残念ながら落ちてしまった。

初期作品のひとつ。
Twitterも近況ノートもあまり使用していない頃に書いた日記的物語。
一番最初の設定は、主人公が持つ「Key」への憧れだった。

 それから月日が経ち、今日。実はある文章を執筆し、公開されるようになった。
 綾波宗水としてではないので、ここでは紹介できないが、初めて執筆した小説を投稿したこの日に、趣味以外で執筆・投稿する機会が生まれたことは、何となく運命論的なものを感じてしまう。
 プロデビューという訳ではないが、これからも書く、読む、という行為とより親密に過ごすというのが、僕のハッピーエンドへの道すじだと思っている。
 今後とも、綾波宗水をよろしくお願いいたします。


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