綴られる投薬記録3 眠気をぶっ飛ばしたい

日中の眠気をぶっ飛ばし、とりあえず行動することに成功した私ことしずくだうみ。

第一関門である「日中の眠気をぶっ飛ばす」はクリアできたが、
日中に至る前の、「朝起きて行動すること」が困難すぎてまだまだ社会的に死に続けている。
しかもたまに全く寝られず完徹になってしまう日がある。
朝日が差し込む部屋で絶望と鎮座するしかない時間は、何とも言えぬつらさでしかない。


前回までの記事(2はこちら)をお読みの方はご存知かと思うが、
人生について友人に相談したところ、ADHD(注意欠陥多動性障害)じゃないかということで
メンタルクリニックを受診したところ、友人の指摘と何の相違もなく診断され、投薬が始まったのが6月〜7月頃。大体半年くらいの月日が経過したことになる。


それで、ADHDであることで実際何に一番困っているかというと、先述のような睡眠障害だ。

先送り癖や忘れ物や電車の乗り過ごしも勿論あるが(あるんかい)、
日中眠いととにかく何にも集中できない。何にも取りかかれない。
ただ眠いというだけな気がするのに、周りの人間に比べて作業効率が明らかに悪い。
(能力値の問題かどうかは考えないことにしないと気が滅入る……。)
様々なことのできなさでかなり憂鬱になっていて、脳の働きも低下しているように感じられた。

寝られない日が週に4日程度にまで増えてきたのでメンクリの先生に話したところ、
「寝付けない?すぐ目が覚める?早朝覚醒する?起きた時寝た気がしない?どれ?」と訊かれ、
「えっ……全部なんですが……」と答えたところ、
結構うろたえた様子で「全部……!?」と言って少し考えたような様子のあと、処方箋が決定された。

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