発想力なんだ!って言われても、どうやって発想力が高まるのさ?
(写真は上郷インターで見た雲に落陽が反射した夕映え:2018年8月撮影)
新しい時代に突入しているけれど、まだ対応できていないという感覚は多くの人が持っているのではないでしょうか?
今までのやり方が通用しないとは分かっていても、どんなやり方をしたら良いのか
やり方は見聞きしたけれど、自分のビジネスにどうのように導入できるのか
これも必要、あれも必要、どこから手をつければよいのか
こんな思いにもなりますよね。
結局のところ「人」なのだ。
「人」が変われば、「実践」が変わる。
「実践」変われば、「成果」変わる。
だから、「人」がより良く変わるようにすれば、より良い成果が得られる。
大賛成です。やってみましょう!
AI失業と言われる時代がやってくるのに、「自動化」じゃなくて「人」が鍵なの?
はい、そう思います。
「人」が変わる、成長するという時に、沢山のツッコミどころがあると思いますが、今回は「発想力」について考えてみます。
なんで「発想力」?単なる「想像力」や「創造力」の言いかえでないの?
私のnoteをフォローして頂いている方には、「また〜?」です。
はい、英語のお勉強です。
先ずは「創造力」から。
▶ 創造力:Creativity, Creative 日本語にもなっている「クリエイティブ」の変化形。日本語って便利です。「○○力」って「力」をつけると何でも「○○の能力」にすることができるんですね。
創作したり、新しい考えを生み出したり、オリジナリティーの強い新しいものを生み出す力のことになります。
次に同じ読み方ですが、「想像力」。
▶ 想像力:え〜っ!Imaginability って英語ない?ないです。Imaginative だけ。日本語にもなっている「イメージ」を浮かばせる能力ですね。
視覚や聴覚などの感覚を使えない時に、そのような感覚で捉えるものを思い描く力の事ですね。
「ほっぺが痛くなるような酸っぱい梅干し」と味覚ないのに想像して唾液が出てきたりするのは、想像力が豊かだからです。
最後に「発想力」です。
▶ 発想力:う〜ん。Conceptualize という「概念を形成・発想する」意味の言葉はあるのですが、え〜いっ!独断と偏見で英語の言葉を創ってしまいます!
「Conceptionability」発想力の英語
つまりアイディアや概念を考え出す力ですね。もちろん、「創造力」や「想像力」とも重なり合う部分があると思いますが、英語にしてみると違いがはっきりするように思います。
そして、この「発想力」がどうして求められるのでしょう。
新しい時代のための新しい商品やサービスの企画
新たに生じている問題の解決
新たな技術による改善
マーケティングやブランディング
このような事、つまりビジネス全般に必要不可欠なスキル・能力だからです。
「発想力」とイノベーション
これまでにも増してイノベーションが求められています。
既存のビジネスプロセスでもイノベーションが求められていますが、新たな商品・サービス、ひいては新たな産業へと発展するイノベーションが求められています。
ハーバードビジネススクールの教授であった故クレイトン・クリステンセン教授が提唱した「破壊的イノベーション」が新しい時代に求められています。
技術の進歩や革新的なアイディアによって、業界や場合によっては社会まで大きく変革するようなイノベーションのことをいいます。
そうですね、直ぐに思い浮かぶのが「スマホ」ですよね。
ウォークマンの破壊的イノベーションによって音楽は移動しながら楽しむものなりました。
これにより、CDプレーヤーやMDプレーヤーなど軽量小型化が進み、MP3プレーヤーへと発展しました。(若い世代は何それ?って感じでしょうか?)
ここでiPodというiPhoneに発展する携帯デジタルプレーヤーが開発され、iPhoneへとイノベーションが続きました。
テクノロジーの進化と革新的アイディアですね。
このイノベーションのアイディア出しに欠かせないのが「発想力」であることを説明するまでもないでしょう。
「発想力」を鍛える
「発想力」は鍛えることができるのでしょうか?
それとも「天」から降りてくるもので、私たちは何もできないのでしょうか?
「発想力」は、能力、スキルですから、伸びしろの大小はあったとしても今よりも「発想力」を高めることができます。
それではどうしたら良いのでしょう。
ここでは一つに限ってご紹介しますね。
「発想力」によって何をするの?と考えると至ってシンプルです。
「アイディアや概念を生み出す」って事ですよね。
ですから、アイディアを生み出す力をどのように鍛えたらいいの?です。
「創造力」ならオリジナリティー。「想像力」ならイマジネーション。
「発想力」なら...
アウトプットですね。アイディアを出す。イノベーションを起こす。
つまりアウトプットです。
アウトプットに必要なものはなんでしょう?
インプットですね。
インプットに注目して「発想力」の鍛錬についてみていきましょう。
カップラーメンを開発した故安藤百福、日清食品創業者は還暦を過ぎた後に米国進出を考えて米国を訪問していた最中に驚くべき光景を目にします。
チキンラーメン、即席麺をフォークで食べているのです。
そこで故安藤百福氏は考えます。
そしてカップヌードルが発想されたのです。
ここにヒントがあると思いあませんか?。
イノベーションがアウトプットなら、まずインプットを変えてみる。
これがヒントです。
つまりインプットを変えれば、アウトプットも変わる可能性があります。
インプットを変えるために最も簡単なのが人の意見をインプットにする。
賛成しろとか、反対しろとか、ではないですよ。
人の話を聞いて「なるほど」と受け止めることを100回くり返してみてください。反対意見や賛成意見のこだわりは関係ありません。
このようにしていると「発想力」は鍛えられるのです。
皆さんと一緒に発想力を鍛えたいですね!
最後までお付き合いくださり心から感謝申し上げます。
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