気がつけば大寒ですね。
一年でいちばん寒さが厳しくなるこの時期に食べたくなるのが秋田の郷土料理「きりたんぽ」。
ただ、家で食べるには準備がちょっと面倒！ってことで、今日はもっと簡単に美味しく食べられる秋田のもうひとつの郷土料理「だまこ鍋」のご紹介です。

だまこ鍋

材料

米　3合
片栗粉　大２
塩　塩水用
鶏もも肉　2枚
舞茸　1パック
ごぼう　1本
長ネギ　2本
せり　1束
糸こんにゃく（しらたき）　1袋
鶏がらだし（or 水）　1500cc
★めんつゆ　１/2カップ
★醤油　大２
★酒　大２
★みりん　大２

手順

1. ご飯を炊いたらボウルに移し、すりこ木などでご飯をつぶして片栗粉を混ぜる
   ※ご飯粒を半分位つぶすつもりで（おはぎくらいのイメージ）

2. 濃いめの塩水を作り、塩水を手につけながら、ピンポン玉位の大きさにご飯を丸め、塩水にくぐらせる

3. 魚焼きグリルで焼き目がつくまで焼いたらだまこの完成！

4. ごぼうは笹がきにし、水にさらしてアクを抜く

5. 鶏肉は一口大に切る

6. 鶏がら出汁（もしくは水）を火にかけ、ごぼうと鶏肉を入れて煮立ってきたらアクを取る

7. ★、舞茸、糸こんをいれてひと煮立ちしたら長ネギを入れる

8. 食べる直前にせり、だまこを入れて軽く煮たら完成！

感想

「だまこ」は粘土遊びの感覚で作れるので、小さなお子様がいらっしゃるご家庭などではぜひお子様と一緒に作ってみてください。
なお、作る際には片栗粉と濃塩水は絶対です！
これをしないと、鍋に入れたとたん崩れて「おじや」になってしまいます。

「だまこ」は焼かないのが一般的なようですが、我が家はきりたんぽのような味を楽しみたくてグリルで焼いています。
鍋料理なので、具材は醤油ベースの鍋に合いそうならなんでもOK！
我が家は白菜、人参、豆腐は必ず入れていますし、せりは子供たちがあまり食べないので入れないこともしばしば。
お好きな材料を入れて（味薄かったら麺つゆで調整）、あつあつ鍋で身体の芯から温まってください！！
今日もごちそうさまでした。